8月16日 三越で エリザベート展が開かれています。
~8月20まで。
オーストリア皇妃エリザベートは、その美貌と悲劇的な
生涯で、本国のみならず、日本でも関心の高い貴婦人です。
フランツ・ヨーゼフ1世に見初められ、16歳でハプスブルグ家
に嫁いだ皇后。ヨーロッパ随一の美貌と言われ、
“シシィ”の愛称で親しまれていましたが、悲劇的な波乱に満ちた
生涯を送りました。
展覧会の入口
エリザベートはハプスブルグ宮殿の古いしきたりに耐えられず、
その心を埋めるように若さと美を追い求め、
身長172cm、W50㎝、体重50kg の体形を生涯 維持したそうです。
過酷なダイエットのメニュー、体操用具、W50cmのコルセット等が
展示されていました。
ですが、絢爛豪華な生活の裏には、哀しみも多かったようです。
4年前に、ウイーンを旅したとき、皇太子が情死したという 今は修道院に
なっている屋根裏部屋を見せてもらいました。あまりにリアルで、その時の
シシィの驚き、悲しみは いかばかりだったやら・・・と
胸が詰まる思いがしました。
シシィ自身も旅先のジュネーブのレマン湖の畔で、無政府主義者に
殺害されてその生涯を閉じたのです。 114年前に。
いまだにウイーンでは “エリザベート=シシィ”の人気は絶大で
土産物に 「シシィチョコ」など「シシィ」の名が付いているものが多かったです。
さて、目を転じて、「東洋一の美貌」 を鑑賞しました。
三越創立50周年記念として、1960年に建立された 天女(まごころ)像です。
豪華絢爛な木造の高さ14mの大作です。
天女像の後ろにパイプオルガンがあります。
毎日10:00,12:00,15:00と演奏されますが、
月に1度、青島広志さんが演奏されます。フアンが多いらしいですよ。
地下で食料品を買っただけで
今日も三越で楽しく遊ばせていただきました。