花歩る木

山と旅がすきです

マリー・ローランサン展

2014-05-26 15:27:18 | 美術館

      
  5月24日 マリー・ローランサン展   ~女の一生~

        三鷹市美術ギャラリー で見てきました。   ~6月22日まで


          
        自画像   1904年 油彩


            
       幕の陰の二人の女  1926年 油彩        音楽  1944年 油彩

       まだ女流画家が少なかった20世紀の前半、パリで活躍した女性マリー・ローランサンの
       生涯をたどった展覧会です。

       ピカソやブラックと知り合い、詩人アポリネールと恋をし、独自の絵画を追求しました。
       ドイツ人男爵との結婚、ドイツ人としての亡命生活、終戦と離婚、そしてまたパリ。

       晩年には、これまで避けてきた赤や黄色も使い、優雅な女性像を描きました。
       パリの上流夫人の間ではローランサンに肖像画を注文することが流行したとか。
       舞台衣装のデザインでも成功し、あのパステルカラーの華やかな、夢見るような
       感覚は舞台で 画よりも発揮されたんでは?・・・・・と思いました。


       長野県の蓼科湖畔に世界でも唯一のローランサン美術館があったそうですが
       2011年に閉館したそうです。