5月24日 マリー・ローランサン展 ~女の一生~
三鷹市美術ギャラリー で見てきました。 ~6月22日まで
自画像 1904年 油彩
幕の陰の二人の女 1926年 油彩 音楽 1944年 油彩
まだ女流画家が少なかった20世紀の前半、パリで活躍した女性マリー・ローランサンの
生涯をたどった展覧会です。
ピカソやブラックと知り合い、詩人アポリネールと恋をし、独自の絵画を追求しました。
ドイツ人男爵との結婚、ドイツ人としての亡命生活、終戦と離婚、そしてまたパリ。
晩年には、これまで避けてきた赤や黄色も使い、優雅な女性像を描きました。
パリの上流夫人の間ではローランサンに肖像画を注文することが流行したとか。
舞台衣装のデザインでも成功し、あのパステルカラーの華やかな、夢見るような
感覚は舞台で 画よりも発揮されたんでは?・・・・・と思いました。
長野県の蓼科湖畔に世界でも唯一のローランサン美術館があったそうですが
2011年に閉館したそうです。