花歩る木

山と旅がすきです

新緑 根津美術館

2016-04-27 07:28:38 | いろいろ


4月23日青山にある根津美術館へ行ってきました。

      特別展 「国宝 燕子花図屏風」 が見られます。~~5月15日(日)まで
      毎年この季節には、根津美術館の一番のスターが登場します。
      この屏風と、お庭のカキツバタを見たくて、私はほとんど毎年行くことにしています。

      
      表参道のケヤキの新緑がキレイ。 
      オモテサンドウヒルズは、瀬戸内海・地中美術館と同じ安藤忠雄さんのデザイン

      
      国宝 燕子花図屏風  尾形光琳筆

      燕子花図屏風は「伊勢物語」の一節から来たもので、「かきつばた」の
      五文字を冒頭において歌を詠んであります。
         ・らころも   ・つつなれにし   ・ましあれば
         ・るばるきぬる  ・びをしぞ思ふ
      
      
      武蔵野は 月の入るべき山もなし
       草より出でて 草にこそ入れ         (詠み人しらず)
        
       通称「はらっぱ」と呼ばれる私達の市の中央公園にこの歌の碑があります。
       もしかしてこの「よみ人知らず」さん、この辺に住んでいたのかな~
                                         、、、と思ったりして。  
           
      
      都内とは思えないほど、緑豊かな庭園があります。

      

      

      

      
      カキツバタ

      「燕子花図屏風」とコラボして、庭のカキツバタを鑑賞できる楽しみが待っています。
      この日は、満開まであと一週間と言う感じでしたが、充分楽しめました。
      庭には、4棟のお茶室もあり、お抹茶もいただけるようでした。
      「市中の山居」とはこんな状況を言うのでしょうか?

       午後2時から、「和歌をまとう日本美術」という講演会がありました。
       和歌とかかわりをもつ様々な絵画のお話でした。