花歩る木

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松島・瑞巌寺と伊達政宗 展

2016-10-23 15:56:17 | 美術館


10月21日 三井記念美術館へ行ってきました。(~11月13日まで)

     特別展・「松島・瑞巌寺と伊達政宗」を見てきました。
     瑞巌寺国宝本堂平成大修理完成記念。伊達政宗生誕450年記念の特別展。


      今回の一番の見どころは、「五大明王像」でしょう。
     会場の最奥の展示室に5体並んで展示されていました。

     平安時代前期の一本作りの尊像で、33年に1度しか公開されない秘仏が
     東日本大震災復興を願って、特別に東京においで下さいました。
     次の御開帳は2039年ですが、松島の五大堂の中ですし、それより私は
     生きていないでしょうから、今回お会いできるのは本当にありがたいことです。

      
      五大明王像     寺外での展示は歴史上初めての公開。

      
       不動明王像  一本作り(後背も)

      
      国宝に指定されている「瑞巌寺欄間彫刻」

      伊達政宗
 
      
      伊達政宗の甲冑姿  独眼龍(天然痘で失明)と称されていたが眼帯は使ってなかったようだ。
      
      
      伊達政宗直筆  「梅小禽図」        スズメではなく、ミヤマホオジロです
                                        写真はBSテレビ「ぶらぶら美術館」より

      
      今回、特別興味深かったのは、伊達政宗の文化的な側面でした。
     書、画、和歌、お茶、おしゃれ、その上料理まで抜きんでた素養をお持ちでした。
     戦国武将のなかで俄然私の評価が上がりましたョ。