3月17日上野・東京都美術館で開かれている
「ティツィアーノとヴェネツィア展 」を見てきました。 日伊国交樹立150周年記念
イタリア・ベネチアで16世紀に活躍した画家の作品展。 ~4月2日まで
写真は会場入り口前のビデオから
この展覧会の最大の目玉の「フローラ」 25歳ころの作品
ヴェネツイア・ルネサンスを代表する画家で「画家の王者」とよばれた (1488~1576)
「マグダラのマリア」 「フローラ」 ローマ神話にでてくる花の女神
「ダナエ」 初来日。 ミケランジェロが嫉妬したという色彩
水の都ベネチアです。15~16世紀に海洋交易により発展を遂げる中で、美術の黄金期を
迎えました。ティチアーノの絵はヨーロッパにひろく影響を与え、ルーベンス、ベラスケス、ルノアールなど、
後世の画家たちにも影響を与えました。
イタリア・ルネサンスは同時期 花の都・フィレンツェ と 水の都・ヴェネチアで
有名な芸術家が活躍しました。
フィレンツェ派の画家たち レオナルド・ダ・ビンチ、ラファエロ、ミケランジェロなどがあり、
写生を大切にして、「線のフィレンツェ」と言われました。
ヴェネチアの画家たち ティツイアーノ、ティントレット、ヴェロネーゼなどが
「色のヴェネティア」と呼ばれたそうです。
その頃日本は 戦国時代、安土桃山時代で、信長、秀吉の世界でした。
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3階から、会場へのアプローチ
都美では、第3水曜日はシニアが無料で見られる日。開館9:30には大勢の人が並んで
待ちますし、館内はとても混みます。が、その直後の日を狙えば、シニア料金1000円で
楽に会場を廻れます。快適ですよ。