2019年11月16日 「武蔵野の森を育てる会」の方にお誘いを頂いて、あちこちの雑木林を
見学してきました。
先ずは、武蔵野市立「境 山野緑地(さかい・さんやりょくち)」を尋ねました。
緑地の南半分は「独歩の森」とも呼ばれ、住宅街に残された貴重な森として
多くの生き物をはぐくんでいます。
林を更新したら、自然全体の回復になって、虫も鳥も帰ってきたそうです。
明るい林が生き物を、そして豊かな森を残していくことが、活動を続けている
皆さんの課題だそうです。
左;最後の「萌芽更新」から70年以上経って全体が高木化(25m以上)しています。
右;今年2月に「萌芽更新」して、もう2~3mになったエリア。
「独歩の森」は、武蔵野市立境山野緑地の南側約半分を占める緑地の通称で
明治の文豪・国木田独歩の作品「武蔵野」の舞台になったといわれる林です。
都立野山北・六道山公園の見学 狭山丘陵の西端にある都立最大の都市公園
里山民家 里山を愛する人、活動するボランティアの皆さんの休み場
丸山 パークレンジャーが丸山の雑木林の成り立ちをガイドしてくれました。
ここには、谷戸(丘陵に切れ込んだ谷間)と雑木林の組み合わせによって、
ゆたかな自然が残され、都立公園で最大の面積があります。
都立八国山緑地の見学 狭山丘陵の東端・トトロの森のモデルになった公園
「萌芽更新」されて、新しい、明るい森が生まれている。
池の周りの木も切って、明るくすれば、生物が戻ってくる。
狭山丘陵のパークレンジャーが1日詳しくガイドしてくれました。
狭山丘陵は、東京都北西部、埼玉県南西部にまたがっていて、都立5公園があり、
「西武・狭山丘陵パートナーズ」が公園管理を行っています。
そこに、沢山のボランティアが参加して、自然を守り、育ててくれています。
秋晴れのこの日、レンジャーさんから、雑木林を中心にいろいろなお話を伺い、
興味を掻き立てられました。見学会を計画された方々に御礼申し上げます。