花歩る木

山と旅がすきです

雑木林見学のバス旅(東京の西部)

2019-11-22 16:45:20 | 植物 花

2019年11月16日 「武蔵野の森を育てる会」の方にお誘いを頂いて、あちこちの雑木林を
      見学してきました。
    
      先ずは、武蔵野市立「境 山野緑地(さかい・さんやりょくち)」を尋ねました。
      緑地の南半分は「独歩の森」とも呼ばれ、住宅街に残された貴重な森として
      多くの生き物をはぐくんでいます。

       
      林を更新したら、自然全体の回復になって、虫も鳥も帰ってきたそうです。
      明るい林が生き物を、そして豊かな森を残していくことが、活動を続けている
      皆さんの課題だそうです。

       
      左;最後の「萌芽更新」から70年以上経って全体が高木化(25m以上)しています。
      右;今年2月に「萌芽更新」して、もう2~3mになったエリア。

      「独歩の森」は、武蔵野市立境山野緑地の南側約半分を占める緑地の通称で
      明治の文豪・国木田独歩の作品「武蔵野」の舞台になったといわれる林です。

   
      都立野山北・六道山公園の見学  狭山丘陵の西端にある都立最大の都市公園

      
      里山民家  里山を愛する人、活動するボランティアの皆さんの休み場
      
      丸山  パークレンジャーが丸山の雑木林の成り立ちをガイドしてくれました。

      
          
      ここには、谷戸(丘陵に切れ込んだ谷間)と雑木林の組み合わせによって、
      ゆたかな自然が残され、都立公園で最大の面積があります。

     
      都立八国山緑地の見学  狭山丘陵の東端・トトロの森のモデルになった公園

      
      「萌芽更新」されて、新しい、明るい森が生まれている。
      
      池の周りの木も切って、明るくすれば、生物が戻ってくる。
      
      狭山丘陵のパークレンジャーが1日詳しくガイドしてくれました。

      狭山丘陵は、東京都北西部、埼玉県南西部にまたがっていて、都立5公園があり、
      「西武・狭山丘陵パートナーズ」が公園管理を行っています。
      そこに、沢山のボランティアが参加して、自然を守り、育ててくれています。
     
      秋晴れのこの日、レンジャーさんから、雑木林を中心にいろいろなお話を伺い、
      興味を掻き立てられました。見学会を計画された方々に御礼申し上げます。