【タックの放浪記】  思えば遠くへきたもんだ・・・     by Tack SHIMIZU

心に刻まれたその一瞬、心に響いたその一言、心が震えたその想いを徒然と書き記したい。この記憶から消え去る前に…

タイ放浪2023GW 『 メコンオオナマズとチャンタブリーと美味いタイ料理と 』

2023年05月08日 | 旅三昧!釣り三昧!
2023GWバックパック独り旅




コロナが終息となった今、久しぶりのバックパック旅としてBKKでの仕事に重ねてタイ王国最大の宝石の街であるチャンタブリー、そして同じく一度も訪れたことのないカンチャナブリに行こうと今回の旅計画を立てた。またどこか1日でタイにある釣り堀で雑魚釣り淡水魚記録更新を狙う。

GW故に深夜便となるが初めてピーチ航空を利用してバンコク入りする事にした。空港の駐車場が一杯だと困るので少し早めに関空に向かったのだが問題なくクルマを停めることが出来、第二ターミナルにあるココスレストランにてビールとハイボールを呑んで時間を潰した。

今回のLCCフライトの為にiPadには幾つか映画をダウンロードしておいた。

行きのフライトは約1時間の遅延にて結局ホテルに到着したのは午前2時であった。

その後4時頃までビールを飲んで寝て起きたのは午前7時。ホテルよりタニアの方に屋台が出ているようなので朝飯を食いに出向いた。

朝はバミーと決めていたのだがバミー屋台が見つからず、ガパオとパッキンと言われる生姜炒めを食べてホテルに戻った。

この日はBKKから1時間半程クルマを走らせたところにある釣り堀を予約していた。

狙うはメコンオオナマズである。目標は20kgであったが僕は最終的に推定25kgとガイドが話すメコンオオナマズを釣り上げることが出来た。満足







釣り堀の深いところは15mくらいとの事。大きいのは100kg程の怪魚もいるらしい。その引きは全くもってサメのトルクフルな引きに類似していた。

淡水魚侮るなかれ。






ガイドさんが釣り堀脇に実っている木からマンゴーを採り剥いてくれたのだが甘くて酸っぱくて美味かった。正に野生のフルーツだ。




ヘロヘロになりホテルに戻り、早めの夕方に近所に見つけたCOCAへタイスキを食べに向かった。

久しぶりに食べたCOCAのタイスキは非常に美味かった。腹が破れるほど食べてビアチャンを飲んだ。

翌日翌々日は仕事。

朝ホテル近くの屋台でバーミーを食う。ポークベースで美味い。またそのそばにローカルな屋台村みたいな食堂を発見。明日はあっちに行ってみようと思う。




その屋台村で翌日はガパオガイを頼む。コイツもまた美味かった。その翌日はカオパットだ。




今回もSAMMYと2人娘であるSANDYとDEEDEEとタイ料理をご馳走になってきた。久しぶりに会うから少しずつ成長しているのがわかる。大病から復帰したSAMMYはかなり細くなっていた。聞けば10kgは落としたようだ。

翌日、今回の旅の大きな目的のひとつであったチャンタブリーへ向かう。

同行はCHAIYANとAOUとBALLである。CHAIYANのアルファードに乗って寄り道をしながらチャンタブリーへ。

途中、大きな寺院を訪れる。多くのタイ人観光客がいた。タイ人は信仰深い。






川沿いの小洒落たレストランで川海老や揚げた川魚(ナマズ)を食べる。今回は本当にこれまで食した事のない物を食べている。




チャンタブリーの街に入る手前でCHAIYANらが親戚に投資している広大な土地を見に行った。球場四つはゆうに入る広さである。開拓してドリアン畑を作るらしい。なんともスケールが違うのであった。




この日はチャンタブリーに到着したのが夕方、夕飯までのわずかな時間を貸切のプールサイドで寛いだ。水は冷たくなくほんの軽く泳いだ。






なかなか綺麗で川沿いの素敵なホテルである。

夕飯はBALLのオススメのイタリア料理へ出向いたのだが、チャンタブリーに来て本場のイタリアンを食べる事になり美味くて驚いた。

チャンタブリーでの2日は最高に面白かった。

広い建物の中の机を借りて座っていると沢山のエージェントが石を持って売りに来る。タイで採れる宝石だけではなくセイロンやマダガスカルのサファイヤなども持ってくる。僕的には集計地だからと驚くほど安くなく、ルースは利益率が低い商材という印象。






海沿いのレストランでの宴に招かれてそこのオーナーが釣り好きという事でかなり熱い会話となった。釣り好きは万国共通である。




CHAIYANらのチャンタブリーの知人らはこちらのGEM協会の重鎮らのようでかなり顔が利くらしい。確かに皆んな驚く程金持ちっぽい。

この夜はこれまで30年以上に渡り100回以上訪れているタイだが恐らく最高のシーフードをご馳走になったと思う。これは勿論、その食事の際のロケーションや場の雰囲気が大きく関与するとは思うのだがとにかく最高であった。




またチャンタブリーではAOUと一緒にタイマッサージを楽しんだ。マッサージのおばさんはとびっきり腕が立つのであろう… 痛いところをグイグイと押してくる。こちらが「痛い痛い!」と言っても問答無用である。

痛いという事はつまりそこにコリがあるわけでそれをほぐさないとマッサージの意味がないのだ。お陰で2時間で身体がものすごく軽くなった。

しかし痛かった… むしろ拷問に近かった…




チャンタブリーの朝メシに食べたラートナー(餡掛け太麺)がとても美味かった。

最終日、予定ではカンチャナブリに鉄道で行ってみようと思っていたのだが、あまりにタイトなスケジュールなのでそれをやめにして部屋でゆっくり過ごした。カンチャナブリはまた今度にしとく。

選挙でアルコールはどこも販売禁止となっているのだが、スリウォン通りに大昔からあるサリカカフェではコーヒーカップでビールを出してくれた。

よって昼呑み開始である。トンカツをアテにシンハービールをグビグビやっといた。

そして最後の夜はこの旅2回目となるCOCAのタイスキへ。ここのタイスキは本当に美味い。COCAのタイスキのタレがきっと僕の好みなのだ。ニンニクと唐辛子をたっぷりと入れる。美味美味!

今回はこれまでで一番長いタイ滞在だったかもしれない。7泊9日である。そしてこれまでで1番美味いものを食べてきたと思う。毎日がものすごく暑い日々であった。
















やはりバックパック旅は楽しい。旅中、パンツとTシャツは何度か洗面台で洗濯して干した。3枚ずつあれば大丈夫だ。

暑い国へ向かうならバックパックを背負うだけで充分である。

次の目標はラオスにするか、タイのハジャイにするか、はたまたミャンマーにするか。また未知の街をてくてく歩きたいと思う。

タイ万歳!