【タックの放浪記】  思えば遠くへきたもんだ・・・     by Tack SHIMIZU

心に刻まれたその一瞬、心に響いたその一言、心が震えたその想いを徒然と書き記したい。この記憶から消え去る前に…

雑魚釣り合宿2024秋 『 ユーキのマグロ倶楽部への道のり〜 の巻 』

2024年09月29日 | 旅三昧!釣り三昧!
今週末は雑魚釣り隊の箕面高校仲間アキヒロとユーキとの兼ねてから予定していた雑魚釣り合宿であった。

エリートサラリーマンとして其々メガバンクとメガ損保の役員を務める忙しい2人との雑魚釣り。今回は10キロ以上のマグロを釣り上げたら入部資格が与えられるマグロ倶楽部に未だ釣り上げていないユーキがそれを達成すべくパヤオを目指した。

しかしこの週末の海はウネリが入りとても良い海況とは思えず船が左右上下に揺れる感じ。船酔いする海であった。

土曜日、そんな中でも沖合いのパヤオへ到達したのだがパヤオの周りはキメジばかりであった。キメジは元気なのでこれはこれで楽しくて3人ともロッドをキュンキュンさせながらその引きを楽しみつつも1匹だけキープして残りはリリースした。

3人ともかなりの数を釣り上げたのだが所謂マグロサイズがいないのであった。

パヤオから少し離れた海には鳥が回っているのだが、マグロが海面を割り姿を現わさないところから察すると恐らく同じようなキメジがベイトを追いかけているのではないかと思われた。

そんな中、マグロに振られたユーキだが皆んな釣りたかったカツオを一本釣り上げヒーローとなった。








この日はキメジのしゃぶしゃぶとカツオのタタキで最高の宴を楽しんだ。といっても午後9時前にはアキヒロがバタンと堕ちて、それにつられるようにユーキと僕も寝袋に吸い込まれたのであった。






2日目はとてもパヤオに向かえない予報にて久しぶりに目津ノ瀬界隈の底をSLJで叩いたのだが魚の活性が低い。大変苦戦の2日目となった。

数えきれないくらいのキメジ、カツオ、シオ、アオハタ、シイラ、赤ヤガラ、真鯛、アヤメカサゴ、オオモンハタ、カワハギ、リリースのスマ、エソの12魚種が今回の釣果である。

僕の次回は10月半ば、パヤオに戻りガツオがいっぱいいる事を期待している。

SLJのリールがガサガサで嫌な感じであった。

雑魚釣り隊万歳!




大分放浪2024秋彼岸 『 とり天、リウキュウ万歳!の巻 』

2024年09月23日 | 旅三昧!釣り三昧!
大分放浪2024秋彼岸

まだまだ暑すぎる彼岸の3連休、僕は30数年ぶりに大分を旅してきた。

サラリーマン修行時代に2.3回、先輩に同行して大分出張した記憶がある。街の記憶は全くなく当時は大分空港からホーバークラフトに乗り市内まで移動した事だけが記憶に残っている。

今回は大分にあるトキハ百貨店の催事協賛としての旅である。

秋の彼岸法要にはスケジュール的に伺えないので出発の日の内に西蓮寺へ向かい滝汗の中、墓参りをし親父と兄貴と先祖代々に挨拶してきた。そして和尚さんにまたキチンと拝んでもらうようお願いしてきた。






今回は手荷物キャリアが大きいので私物はリュックに入れて背負い陸路で大分を目指した。新幹線を小倉で乗り換えて特急ソニックで大分に向かった。

大分は陸の孤島と言われるだけありやはり遠かった。しかしトキハ百貨店は大きくて、街の規模に対するその売上高はローカルな百貨店では恐らく日本一だという事を初めて知った。

九州に単身赴任していた雑魚釣り仲間の旧友アキヒロとユーキに大分では何を食うべきか事前に確認しておいた。

取引先が用意してくれたホテルに投宿した後、僕は近くの郷土料理を出してくれる店で食べログポイントの高い『こつこつ庵』という居酒屋へ向かった。




なかなか昭和レトロの味わい深い店である。入口を入ると大きな水槽にデカい関アジと関サバが泳いでいる!かなりデカい!

先ずは「とり天」である。聞けば1人客の為にハーフサイズがあると言う。




いやはや美味い!

次に「リウキュウ」と「椎茸のコロッケみたいなん」を頼む。




めちゃ美味い!

「リウキュウ」は醤油と味醂と胡麻のタレに漬けにした魚の刺身である。カンパチを頼んだのだがこれは雑魚釣り基地で間違いなく作れそうである。

しかし更に驚いたのはお店に地元の焼酎と酒のメニューがものすごく多い事多い事!せっかくなので僕は大分の麦焼酎をその中から適当に選びつつ嗜んできたのであった。

翌日夜も同じ店を目指したが、やはり人気で満席であった。仕方がないので適当に近くのお母さんが作るお惣菜の店に入ったのだがこちらは失敗であった。レベルが違いすぎるのであった。気になり食べていなかった「だんご汁」を頼んだのだが、これは東北の「ひっつみ」の白味噌仕立てといったところであった。




そうそう、展示会にて用意してくれていた昼食弁当にも普通のように「とり天」が入ってあり僕は滞在中毎日それを食べたのであった。

1日目は朝が早く、2日目は大雨で早朝ウォークが出来ず街を見渡せなかったがまた次回機会を作り訪れる事が出来たらと思っている。




商圏としては想像していた以上にパワフルな街である事は分かった。

連休最終日、和歌山近鉄での催事協賛をスタッフらに任せて、僕は北摂のお客様へ納品の予定があったので前日大分での催事終了後に小倉まで戻り小倉で投宿したのだが…

翌朝なんと… 

山陽新幹線が運行見合わせしているではないか!

結局僕が小倉を発ったのは昼過ぎである。翌日また新幹線で尾道への反復横跳びとなる。

やれやれだったが郷土料理大満足の旅であった。

大分バンザイ!

タイ&イタリア放浪2024年残暑 『 アジアからヨーロッパを跨いで一人旅 』

2024年09月14日 | 旅三昧!釣り三昧!
2024年9月、バンコクからイタリアへの旅に出た。今秋から冬への仕掛けである。




コロナ前は何度も利用したバンコクミラノ便である。若い頃はエコノミークラスでもさして苦にならなかったフライトだが、50歳を過ぎた頃よりヨーロッパへは出来るだけ安くビジネスクラスを利用するようになった。出来るだけ格安の飛行機を予め購入して搭乗当日にアップグレードさせる方法こそが一番賢明である事を自ら学んだ。
しかしコロナ禍が過ぎ、倍近く飛行機代が高騰した今となってはビジネスクラスはとてもじゃないけど利用出来ない。

念の為に同様の試みをしてみたが、今回はミラノへの行きのフライトは全席満席である。そしてミラノからバンコクへ戻るフライトは1席だけビジネスクラスに空きがあるものの片道のアップグレードの為の追い金は聞けば40万円強との事でとても11時間のフライトの為に払う金額ではないのであった。前も確かおんなじ事をここに書いた気がする…

バンコクでは長年付き合いのある仕入元を表敬した。やはり初めてバンコクを訪ねてから30年近くの月日が経ち親しい要人らも皆んな其々に歳を重ねている事に改めて痛感した。まあ僕も同じである。

この30年の間に為替相場の関係もありバンコクの物価はおおよそ4倍にはなっていると思う。全てにおいて昔と比較すると高すぎるのである。これによりバンコクの魅力が大きく失われてしまった気がする。もはや日本と変わらなくなってしまった。これはこの30年で日本だけが世界から取り残されてしまった結果である。

バンコクではChaiyanとその家族、Aou、Rajeev、Sadsiri、Raat、Kraisorn、Pranisaら其々と久しぶりにゆっくり話せた。長い付き合いに感謝である。






最近は利便性をとりシーロム界隈に投宿しているのだが、ホテルの前にあるCOCAにて久しぶりのひとりタイスキが美味かった。

飛行機を待つ間にスリウォン通りにあるマッサージ屋にて90分タイマッサージを受けた。550パーツだから2000円ちょい。帰りもまた受けたいと思う。

嫁からの家族LINEで明日頼んでいた新車シエンタが納車になるとの事である。これまでポルテを2台乗り換えて乗っていた期間は17年だと書いていた。家の駐車場の僕のボルボの横にクルマを並べるにはどうしてもスライドドアのクルマが便利であり、今回もそれを考慮しての選択であり3列シートはやがて生まれてくるであろう孫を載せる事を考慮した選択だとクルマを契約した時に嫁は話していた。

イタリアへの深夜便の為にアルコールを摂取した事も良かったのか思ったよりも機内では寝る事が出来た。エコノミークラスも考え悩んだよりは悪くはなかった。

しかしマルペンサ空港のイミグレではイラッとなるほど待たされて、気温も19℃と空港でサンダルを靴に履き替えた。

マルペンサエクスプレスとユーロスターを乗り継ぎ、ヨレヨレの顔でVICENZAOROへ。

1年ぶりのイタリアである。かつては年に3回は訪れたイタリアだがここのところはVICENZAOROに併せて出張を作るためにミラノ以外の他の街を訪れなくなっている。効率的と言えばそうだがそれでは見つけられない事も間違いなくあると思う。

3日間、VICENZAにて働き翌日はミラノへ移動し自身に課したタスクを完了させた。今回はバルセロナのFACETも出展しておりありがたかった。




PADOVAにて入った中華料理が四川料理なのか辛くした麻婆豆腐が本当に美味かった。イタリアに来て2日連続で中華料理に通ったのは初めての経験である。




VICENZA3日目、イタリア鉄道がストライキを起こし午前中は展示会場に入れない事態となり難儀した。常に電車をオンラインで予約するアプリ “OMIO” でなんとか唯一の特急を抑えてひと駅だけど移動した。




今回もミラノでは昨年同様にIBISに宿泊したのだが、近くに中国人が経営しているようだが非常に美味いイタリア料理店を発見した。値段もリーズナブルで驚いた!ミラノ中央駅界隈に宿泊の際はリピ確実だ。




ミラノよりBKKへの帰路となるフライトは思い切ってビジネスクラスにアップグレードした。色々とネットで調べてみたのだが早めのフライトでインチョン経由にすれば来年1月のビジネスクラスのフライトを往復40万円弱で取れる事がわかった。




但し、今回滞在中に来年1月のイタリア出張は延期する事にしたので来年のこの時期のフライトとなろう。その際は早めに飛行機を抑えようと思う。

今回、全てのBKKの取引先が大変強力的なコラボをしてくれる事になり心から感謝である。

帰路のBKKでの2泊は時差ボケを治すべくできるだけゆっくりとした時間を過ごした。バンコク国際宝飾展にも日参したがやはりそのデザイン力はVICENZAOROに出展しているメーカーとは比較にならないものであった。

シーロム通りに昔の頃のタイ料理屋を彷彿させるオープンエアーのレストランを見つけた。壁の高い位置に据え付けられた扇風機が回るようなイーサン料理のれすとらんである。『 Hai Som Tam Convent 』 という名のレストランである。また行こうと思う。




今回の渡航も自分なりに考えていた全てのタスクをうまくこなす事が出来たと思う。

いつもの事ながら、僕が渡航している間の会社の売上はメタメタである。帰国したらこの期末月を何とかすべく頑張りたい。

イタリア&タイ万歳!