1年ぶりにBKKへ出向いた。
この地にある取引先は5社である。丸2日あれば充分な旅となるが、今回は深夜便を利用する事になり、かなり自分の為のフリーな時間を取る事が出来た。
BKKへはこれまで25年間、パスポートに押されたスタンプの数も100個近くにはなるのではなかろうか…
初めて訪れた頃から比べるとこの街も大きく変わった気がする。
今やBTSを含め3種類の電車が人々の脚となっているが、当時は何一つなかった。道路の渋滞は今でも大概酷いが、その比ではなかった気がする。トゥクトゥクが庶民の脚であり、毎回運ちゃんと交渉しなくてはならなかった。空港はドンムアンであり、そこから市内への道がよく雨で洪水となった。
今やこの街に住む日本人はスクンビット通り界隈に固まるようになったが、昔はそれほどでもなかった気がする。もっとシーロム通りが栄えていた記憶がある。
今回、チャイヤンにタニヤに連れて行ってもらったのだが、ここ何年も来ていなかったからかその衰退ぶりには驚いた。場末感漂うその中に昔より少し薄汚れた感じで日本人向けのクラブが軒を連ね、其処此処に酔っ払った日本人がいた。
https://youtu.be/EwDXZ02-_SU
鼻歌で伝え、約20年程前に親友サミーと脚繁く通った今はなきクラブKでよく耳にしたこのタイソングを掛けてもらった。
クラブKは、他のクラブが午前1時に終わった後も朝まで違法にオープンしており、仲良くなったクラブの仕事あがりの女の子らと朝まで一緒によく飲みよく騒いだものであった。
最初の朝はバーミーを。ナンプラーと唐辛子を振りかけて食べると美味い。50バーツ
街中の小さなお店でバカオガイを頼んだ。
仕事あがりにホテルから程近い所にあるマッサージへ。ここのマッサージは他より少し高いのだが腕は一流であった。また必ず来ようと思った。1時間400バーツ
その夜はサミーとリンゴと再会し、またごちそうになった。ソムタムセットが美味かった。色々混ぜて食べるのだ。
翌朝はセンミーなのだ。50バーツ
タイのコンビニで売っているジュースはどれもこれも大概不味いのだが、これもやっぱり不味かった。
シーロムビレッジで頼んだカオマンガイ。60バーツ
シーロム通りの外れには、今尚懐かしい匂いのする一角があるのだ。
スクンビットのエンポリアムの向かいにある屋台・イムちゃんでシンハービールだ。
バンコクで活躍するヒデとタイ料理へ。ビアチャンから赤ワインにシフト。よく飲んだ。
クライソンにもシーロムにある美味いタイ料理へ連れて行ってもらった。ポークステーキを辛いタレにつけてもち米と食べるといつも最高なのだ。
帰国の日は丸1日、ぷらぷらと街を徘徊しバンコクの空気をカラダに馴染ませた。
バンコクでは雨男と云われる僕だが、確かに毎日夕方になると驚くほど強い雨が降った。まあ雨季という事もあるのだが…。しかし日中も比較的涼しい過ごしやすい毎日であった。
昨今は香港出張が増え、バンコクへ来る回数も減ってきたのだがたまにはまたこの地にやってきて、美味いタイ料理を食い、この喧騒に身を任せたいと切に思った。
バンコク万歳!