竹籠の注文

京都の長岡京市のたけのこ生産者の方からたけのこを掘る際に使う籠の注文が来ました。
京都なら籠編みをする人は何人かはいるでしょうに、わざわざ当店になぜ？
見本を見たら、これは難しい。たけのこの重量に耐えられる様に竹の厚さが普通のとは格段に厚いんです。という事は力が入るし編みにくい。

見本を見た父母は 最初は断わり、他の籠屋さんを紹介しましたが どこもやってくれる人がなく、最終的に父の「オレがやってみーか。」の一言で嫌がる母を説得？し、作る事になりました。

数はなんと100個！ホントに大丈夫？
「ボツボツやりゃあえーわ。」と呑気な父。
「また安請け合いして、わしに面倒くさい所はやらせるくせに！」とうんざりしてる母。

超楽天家の父と細かい性格の母。猿と犬で合わないけど、力を合わせると結構スゴい物を作るんです。（1～3画、母は顔出しＮＧ）

私とダンナも今 お祭りの花を付ける竹を制作中。私はまだまだ見習いなので4本に一本は失敗。
「竹がもったいないなぁ～。」とダンナが苦笑いしています。（4画）