たいぴろのきままDiary

四兄弟と家事と仕事と趣味と...たいぴろ家は今日もてんやわんやです。

整竹作業

2019年06月10日 | 
今日は仕事の話を書きたいと思います。

2週間前に足助の山から採ってきた孟宗竹の枝。枯れてゴミにしか見えない物も使いようによっては垣根の良い材料になります。
・・と言っても何でも良いと言う訳では無く選別するんですが。


足助の山である程度乾かしてからうちの工場に持って来ました。それを今父が整竹作業中です。
面倒くさい作業なので、父も休み休みやっているのでなかなかはかどりません。


一本一本いらない枝穂をハサミで切り、大体同じ長さにします。


今注文の入っている白穂垣を従業員さんが製作中です。


これは前に作った袖垣。枝が揃っていて綺麗です。
枝の方向を揃えるのに手間がかかります。その分お値段も高め。


でもこちらは枝の向きを揃えずそのまま押さえてあるのでお値打ちです。(ちなみにこれは黒竹の穂垣)


穂の向きを揃えると上品な感じに、そのままだと素朴な感じです。

今は竹やぶの手入れが出来ず、放置して荒れ放題の場所が多くありますね。時々「うちの藪の竹を処分してくれませんか?」と電話がありますが、大抵は使えそうな竹はありません。
竹は繁殖力が旺盛なので、下手に植えると大変な事になりますね。
竹やぶの管理はとても大変です。だからどんどん国産の良質な竹が減っているのですけど。
竹材業者もどんどん減少しています。
当店もいつまで竹を扱える事か・・。
コメント (14)
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