新・臨床検査の光と影

人の命を測る臨床検査に光を!

人体実験・肥満からの脱出・5

2006-12-11 20:04:36 | 健康・病気

 運動と食事の関係Photo_13

 リタイヤした60才 から水泳を始めて、最初の6ヶ月で7キロの減量はできたものの、それからの10年間、全く体重の増減がありませんでした。

 ほぼ毎週の月水金、1200~1500メートル、食事の制限については、肉から魚へ転換、土地柄、新鮮な野菜は豊富に、間食もほとんどしませんで、ご飯中心とは言うものの、めし茶碗に軽く一杯で、お替りもめったにしません。

 氾濫する、痩せるためのサプリメントなどには、一切見向きもしません。

 3キロと4キロのダンベル以外、派手な宣伝の健康器具なども、全く使いませんでした。

 もう少し、あと5キロくらい体重を落としたい、と水泳距離をのばして頑張っても、びくとも動かないことが不思議で、なぜだろうかと考えました。

 そして得た結論は、ワンパターンの毎日ではあるけれど、この食事とこの運動量で、体重が±ゼロの均衡を保っているのだと思いました。

 逆に言えば、食べたいだけ食べて、運動もしないで、コタツに入って寝転んで、お茶菓子食べながら、テレビを見ている、てな暮らしを続けていたら、そのパターンに見合った体重になる、なにしろ80キロになった過去があるのだから、と思いました。 

 しかし、どなたにも水泳がいいとは、勧めません。

 たまたま、近くにスイミング・スクールがオープンしたことで水泳を選んで、通っているうちに、体にいろいろと面白い変化が現れて、そのことに興味がでてきて、今日まで続けてこられた、ただそれだけのことです。

 いろいろ試みて、自分に見合ったスポーツや運動を探し出すことから始めることではないでしょうか。

 もう一つ、どんなスポーツや運動でも、長続きできること、これが一番大事なことに気がつきました。