「後期高齢者医療制度」のからくり(4)
学者たちの怒り沸騰!
まず、憲法学者が声をあげました。
「削るべき無駄はいくらでもある。なぜ「後期高齢者」だけをターゲットにするのか。これは年寄りイジメだ。新制度は、憲法違反の疑いがある。」愛知大学法科大学院教授 小林武氏(憲法学者)
「欧米の先進国で、こんな差別的な制度を導入されたら、老人たちは黙っていませんよ。政府を倒すまで声を上げ続けるでしょう」英エジンバラ大特任客員教授 国広正雄氏(国際政治学)
「医療費を削る冷酷な国」と鋭い批判を投げかけたのは、免疫学の世界的権威、東大医学部名誉教授の多田富雄先生で、通院しながらリハビリに励んでいる先生の、心の底からの叫びに聞こえました。
実は、強行採決した議員たちも知らなかった、官僚たちが仕組んだ、数々の知られざる「仕掛け」と「からくり」がひそんでいるのです。