タカ長の山ときどきタカ見

「タカ長のタカの渡り観察」の別室です。八十路の坂を登りながら更新してゆくつもりです。

雲のごとく

2024-07-18 15:55:55 | 山歩きから

    

 

独りで蛇の池に行ってきました。仲間たちと歩くときはコーヒータイムを楽しむことにしているので、それよりは少し多く歩くつもりで行きました。

 

いつものコースをいつものように登って行きましたが、暑い時期の、おまけに湿度が80パーセントとか90パーセントですから、ピッチは上がりません。まさに「3軍登山」です。

 

    

 

牛池には風も無いので、ほとんど休憩ナシの通過。ここから稜線までのコースはタカ長の好きなコースですが、最近は荒れてしまって昔日の面影はありません。

 

   

 

その道を黙々と歩きながら、法頂(ポプチョン)和尚のことを思っていました。

 

韓国の高僧とタカ長には接点などありませんが、その著作を見ると意気投合することは多々あるような気がするのです。法頂和尚は仏教徒ですが、その本を読むとタカ長には超一流のナチュラリストに見えるのです。自然に向き合う和尚の心に打たれます。

 

    

 

    

 

写真にしたらどうにもならないところのようですが、むかしは北八つの雰囲気があって、、、、、、、、と言ったら北八つに叱られるかも分かりませんが、とにかく、タカ長にはそのように思えてこのあたりが好きだったのです。

 

ここを歩くときは空が暗くなり、写真的にはまったくダメな状態でしたが、そのようなことも考えないでただ歩けば良いのだ、と言うような心境になっていました。雲のように、水のように、ただ無心で歩けば良いのだ、と言うような気持ちで歩いていました。法頂和尚の影響ですね。

 

    

 

    

 

雲のごとく、水のごとく。雲水のような偉そうなことを思いながら歩いていましたが、でも、正直言って蒸し暑くて半泣き状態でした。そして、、、、、、、、、、、

 

    

 

やっとのことで蛇の池に到着。寒いくらいの風が欲しいのですが、残念ながらほとんど無風でした。

 

ここにザックを置いて蛇の池のまわりを少し歩きましたが、写真に撮りたいような花はありませんでした。

 

    

 

    

 

下の写真は手前のサワギキョウを狙ったモノですが、ご覧の通りの状態でした。サワギキョウは夏の花なので咲いているとは思っていませんでしたが、でも、花芽も何も見えない状態とは思っていなかったのです。何かそれらしい雰囲気くらい期待していたのですが、、、、、、、、残念でした。

 

    

 

今日の花はこのネジバナだけです。

 

帰りはさくらの里経由で帰りましたが、ここからいつもの駐車場までが長かったこと、長かったこと、この時期はこの程度の山歩きで足が疲れます。

 

     

 

今日の記録です。足に感じたように、登るときより下りのほうがペースが落ちています。これが高齢者の山歩きなのでしょう。

 

でもまぁ、少々疲れても家に帰ってシャワーして、ビールをグイッと、、、、、、、、出来ないのは残念ですが、エアコンの効いた部屋でくつろげばそれだけで最高、やっぱり山歩きはいいですよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

    

 

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