マイペースで行こう

キリスト教会の牧師のブログです。更新も内容もマイペースですが、19年目に入りました。

講演会

2008-07-01 16:51:56 | 教会の風景
月曜日の午後は、二週連続で講演会へ行ってきました。

まず、先週のは、聖書の翻訳に関する講演でした。
「新改訳」の翻訳に携わる方々の講演とそれに対する質疑応答の時間がありました。

敬語や訳語の使い方、文章の表現などの説明。
今後の翻訳作業の課題や試訳の紹介。

あらためて翻訳作業の重さを感じました。

原典から翻訳する方々の苦労なくしては・・・
私たちは、こんなに手軽に読むことさえできないわけですから。

あと、翻訳者がこだわりを持って訳した表現も、
案外その意図を見落としていることもありますね

奥が深いです
もっと丁寧に聖書を読む習慣を身につけたいですね




そして、昨日はキリスト教大学の在り方についての講演でした。
私がそれを聞いて何か意味があるのと尋ねられると困りますが・・・
少し興味があったので聞きにいってきました。
学校も夏休みに入ったこともありますし。


テーマは「キリスト教大学におけるキリストの主権性」というものでした。
テーマを聞いただけだとかなり難しそうですね。
正直、私もどのような内容になるのかはあまり分からずに参加したのですが・・・


内容は平たく説明すると・・・

キリスト教大学と言ってもいくつかのタイプに分けられる。

名称や施設にのみキリスト教の名残のある大学。
基本的にキリスト教主義ではあるものの、教授や学生の一部がキリスト教信仰を持っている程度。
カリキュラムや運営、教授や学生もキリスト教信仰に立っている。


私の理解では・・・
に挙げた キリスト中心の教育環境を目指すことが必要だ という主旨でした。

そのためには・・・
教授がキリスト教信仰と各専門分野の知識の融合を目指す必要がある ということでした。
案外、教授が個人的に信仰告白をしていても、
それぞれの専門分野の教育という点では、
信仰(聖書・キリスト教神学と言った方が適切でしょうか)が反映されていないことがあるそうです。

実際的な方策として・・・
面接と2年間の研修によって、教授が効果的に教える環境作りをしているそうです。


・・・というのが私の講演内容の理解です。
本当はもっと深い講演だったのかもしれませんが、
私の理解はここまでです

私の感想としては・・・
キリスト教大学の理想像としてもっともな内容だと思いました


いずれの講演も、今の自分に直接関わることではありませんが、
考え方のトレーニングになりました


非常に長くなってしまいました
最後まで読んでくださった方、ありがとうございました
何かの参考になればうれしいです

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