マイペースで行こう

キリスト教会の牧師のブログです。更新も内容もマイペースですが、19年目に入りました。

心の準備のため

2008-07-29 13:22:07 | 教会の風景
先日のYouth For Jesusです。
司会のMちゃんが急きょ来れなくなったので、N君に司会をお願いしました。

みんなで賛美。
そして、聖書からのメッセージ。

イエス様の告別の説教の中から話しています。
この前は15:18-16:4です。
「憎まれるということ」
弟子となる人々は、いつも受け入れられるとは限りません。
反対者も現れます。

その理由は・・・
主であるイエス様も迫害されたからです。(20節)
その人たちは、父なる神様を本当には知らないからです。(21節)
「理由なしに憎んだ」という旧約聖書の言葉が実現するためです(25節)


なぜ、イエス様は「憎まれる」ということを弟子たちに話したのでしょう
それは、心の準備をするためでした。

弟子たちには、福音を伝える使命が託されます。(27節)
その使命を全うするため、挫折しないように。(16章1,4節)


不当に憎まれる、反対されるというのは辛いことです
しかし、ここで確認しておきたいもう一つのことは・・・
「わたしが父のもとから遣わす助け主、
すなわち父から出る真理の御霊が来るとき、
その御霊がわたしについてあかしします。
あなたがたもあかしするのです。」
・・・とイエス様が話したことです。

順序は・・・
御霊があかしします。
あなたがたもあかしするのです。

主をあかしすることは、キリストを信じる者に託された使命です。
しかし、その際に主導権を握られるのは、助け主である御霊なる神様です。
ひとりぼっちで憎しみの眼差しや迫害を乗り越え、あかししていくのではありません。
御霊が私たちの内に臨在なさって、乗り越えさせてくださるのです。



いつもどおり夕食もいっしょに。


メニューはうどんでした
具だくさんでおいしかった


デザートのクリームブリュレも




この日は疲れていたようです
午前の礼拝に訪ねてくださった方にも行き届かない応対をしたのでは・・・と不完全燃焼だったり
確認不足でH君&M君に二度手間をかけ、Rちゃんには失言と反省中


休養もしっかり取りました。
雑用を控え、主の前に静まる時間をしっかり確保したいと思います。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

苦しい時の・・・

2008-07-29 12:38:28 | 教会の風景
出エジプト記からの礼拝説教が始まりました。


創世記から出エジプト記へ。

イスラエルの一族はエジプトへ移住しました。
やがて、エジプトで一族70名余りから数百万という民族にまで成長しました。
エジプトの王朝が変わり、新しい王は、イスラエル人に脅威を感じたようです。
そこで、イスラエル人は民族としての苦難を経験することになります。
王は過酷な労働を課すことで、イスラエル人の弱体化を図りました。


「・・・しかし苦しめれば苦しめるほど、

この民はますますふえ広がったので、

人々はイスラエル人を恐れた。

それでエジプト人はイスラエル人に過酷な労働を課し、

粘土やれんがの激しい労働や畑のあらゆる労働など、

すべて、彼らに課する過酷な労働で、

彼らの生活を苦しめた。」 (1:12-14)


エジプトの王の目論見は外れました。
そこで、彼はイスラエルの助産婦に命じました。
生まれてくる男子を殺すようにと。

イスラエル人にとっては次から次へと重なる試練の時でした
しかし、このように苦しい試練の時でしたが・・・
助産婦たちは、王よりも神を恐れる方を選び取りました。
生まれてくる男の子が生きられるように配慮したようです
神様は彼女たちの決断を喜ばれました

これで、めでたしめでたしと終われば良いのですが・・・
現実はそのように甘いものではありませんでした
今度は・・・
王の公の命令として「生まれる男子はナイルへ投げ込め」となりました。


私たちは、ある程度の試練を耐えることはできるでしょう。
しかし、度重なる苦しみが続くとき・・・
私たちの信仰と忍耐の真価が問われます。


表面上、何も神様は動いていないかのように見えます。
私たちには無関心のようです。
神様は何をしておられるのだろう
この苦しみのときに、なぜまたこのような苦しい岐路に立たされるのだろう
私たちは、そのような疑問を抱きます。


しかし、この苦しみの中で・・・
神によって指導者/解放者へと立てられる人物モーセが備えられていきます
神様は、常に真実です。
私たちは、ますますこの方に信頼して、救いと折々の助けを期待していくのです。



  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする