今日の一日

朝９：３０に待ち合わせをして、Ｋさん夫妻とベストライフへ。
Ｈ先生夫妻を訪問。
私は今回で２度目。
前回お出迎えに面を食らったが、今日は玄関にいる所員は少なかった。
とはいうものの、丁重なあいさつで迎えられた。
受付で面会の手続きの用紙に名前など記入。
所員からＨ先生の健康状態についての説明があった。

お二人の部屋のある２階へ。
ちょうど、ご主人の方はお風呂の時間でお部屋には不在。
奥さんは、部屋のベッドで横になっておられたが、しばらくして起き上がり、Ｋさんの奥さんに手を借りて、館内を散歩をなさった。
しばらくして、Ｈ先生はお風呂から上がって部屋に戻られた。
携帯用の聖餐セットを持参していたので、聖餐式もした。


その後、教会へ戻り、書類を持って銀行へ。
教会の口座の名義を変更する手続きをする。
Ｈ先生の名前から、私の名前に変える手続き。
「名義変更」だと思い込んでいたが、正確に言うと「代表者変更」になるのだそう。
確かに考えてみれば、口座は教会のものであるし、私個人のものになるわけではないのだから、「代表者変更」が適切だろう。
何事も勉強。
実は、今日で３回目の窓口。
１回目は、説明だけを聞きに来た。
２回目は、１回目の説明で必要だと言われたものを持ってきたつもりだった。
私が新しい牧師として迎えられたことを示す書類（議事録・教会案内・教会の規則など）や私の本人確認の書類、通帳・カード、印鑑（新旧両方）。
しかし、旧代表者、つまりＨ先生の本人確認の書類（保険証・免許証など）の準備が抜けていた。

ようやく３回目で、手続き完了。
これだけのことで随分時間を取られてしまったけれど、これも一つの経験。
とりあえず手続きが終わったという安心と同時に責任の重みを再認識。
大切な教会の財産の管理にも責任を負うわけなのだから。


その後、教会の庭の草取りをした。
相変わらず次から次へと草が生えてくる。
平日に時々時間をとってひとりで草取りをしている。
近所の方々からすれば、あそこの教会の牧師は相当暇なんだろうなぁ～なんて思われてるかも。
まぁ、それはともかく、私は草取りは苦にならない。
むしろ、気分転換だと考えている。

今日は草取りをしていたら、小さなお子さん二人を連れた若いお母さんが通りかかった。
下の子は、まだベビーカーに乗っている。
上の子が、教会の入り口のところにあるボックスから教会案内を一部取り出そうとしていた。
それを見たお母さんが、「取らなくてもいいの。」とその子に言っている。
私は、「どうぞ～。」と声をかけた。
すると、「いえ、この前一部頂きましたから・・・。」とのことだった。
なるほど、そうだったのか。
そして、その子はお母さんにたしなめられ、私に向かってバイバイして去っていった。
こちらも合わせてバイバイと手を振った。
いつかそろって教会を訪ねてくれることを祈った。

その後、場所を替えて掲示板の近くの草取りを続けた。
ちょうど同じ時間帯にお隣のＩさんのおばあちゃんも草取りをしていた。
もう何度かお話をしているので、Ｉさんも気軽に話しかけてくださる。
しばらく立ち話をした。


今日はもう少し他の事もしておきたかったが、意外に用事が片付かず、不完全燃焼のような感じだった。
しかし、たとい自分はそう感じていたとしても、着実に主の働きは進んでいると考えると安心する。
私の思いを越えた方法で、神様はご自分の仕事をなされると知ることは、私にとって大きな慰めであり、励ましである。