JTDの小窓

川崎市幸区下平間の鍼灸・手技療法『潤天堂』院長のあれこれなつぶやき

老眼

2015-09-09 | つぶやき
先日、「治療効果か偶然か」と題して免許証更新に際しての視力強化施術の話を書きました。
運転免許証に関しては「眼鏡使用」に変わることへの抵抗感が強くて、視力が回復するように努めました。今回は私くらいの年代に始まるもうひとつの目の症状、そう「老眼」についてです。

こんなことを言ったらアホかと思われるかもしれませんが実は私、30手前から老眼に憧れていたのでした。
私が鍼灸学校に通っていたとき、同じクラスの方でSさんという私より年上の方がいました。Sさんも社会人を経てから入学された方で一見して温厚、少し太めで恰幅がよくてやさしくて頭も良く、クラスの全員から信頼を得ていた存在の方でした。実技練習の時など、その方が白衣を着て少し下げた感じで老眼鏡をかけている姿がとても素敵で、「余裕を感じる。。いやぁ…すごい安心感だ。俺が患者だったらもうこれを見ただけで気持ちが安らいでこの先生に安心して委ねたくなるなぁ」と感じていました。

残念なことに私にはこの『一見して温厚感』が欠如していてSさんと同じ安心感を患者さんに与えてあげることはできないので、なんとか一生懸命さで気持ちを伝えていきたいと思っているのですが(大汗)。

最近、やっと近場のものが見えにくくなってきました。老眼鏡をかけると…手元がよく見える。嬉しい。

ということで、小灸をすえるときなどに老眼鏡を使用して老いを愉しんでいます。





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