JTDの小窓

川崎市幸区下平間の鍼灸・手技療法『潤天堂』院長のあれこれなつぶやき

自分のために

2017-05-04 | 雑件
ゴールデンウィーク。車で帰省する際、大混雑に巻き込まれてひとり車で時間を過ごした。
おかげで普段できなかったじっくり考えごとをする時間になり、考えを整理する時間になって大変よかった。

家族のこと、仕事のこと、勉強のこと、生き方のこと。

生き方について。

「○○のために」

とよく前は考えていた。

「家族」のために

「患者さん」のために(患者さんによろこんでもらうために)

とか。

でも、「誰かのためにやる」という考え方は、その行為に対する「相手」、もしくはそこから波及する「誰か」に反応を求めることにつながってしまうように感じる。

理解や賛同、共感の声をもらいたい…などなど。

でも、そこでリアクションみられなかったりすると、ちょっと寂しく感じてしまったり。

本来はそういうことのためにやったわけではないことを思い直す。

「覚悟」を持ち、「責任」を持ち、気持ちを固めて自分が行った行為自体を自分の悦びにする。

誰かがよろこんでくれたことを感じとってよろこぶというよりは、純粋な気持ちをもって自分が行動できたことを悦びにしたい。

この考え方は正しくないかもしれない。十分に気をつけないと自己満足で終わるだけでなく、相手を不愉快にさせてしまっていることに気づかないでいることもある。そこはよく気をつけたいと思う。

いつも思う。

家族も、友人も、仕事を通じて知り合うことができた方々(もちろん患者さんも含めて)は、縁があってつながったと思っている。その人たちを大切にしようと考える自分の気持ちを悦びたいと思っている。

いろいろ考えることができたこの9時間はとても貴重な時間だった。



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