日曜にアカクチカノコ貝をどっさり入れた水槽は
2日経過してこんな感じ。
びっしりヘバリツイテちょっとキモい。
コケ掃除目的で100匹ほど入れておいたこちらの水槽でも
密集エリアの付近は硬いコケも食べ切っておりますが
やや離れた場所はまだ残ってる。
あと数日も経過したらお腹の空いたアカクチカノコ貝さんが歩き回って食べてくれる事でしょう。
問題はこーゆー水槽。
問題はこーゆー水槽。
食べやすい茶ゴケが、2日経過してもたっぷり残っておる。
死んではいないが、ひっくり返ったままの個体もぼちぼち。
死んではいないが、ひっくり返ったままの個体もぼちぼち。
本来なら密集しながら壁にへばりついているのが正解な品種。
そして本来ならばコケをみるみる食べ
激減させるのが普通な品種。
そのような正解の姿をどちらも見せてくれないって事は、この水槽の場合はPH下がってんだろうなぁと原因もわかる訳です。
致命的なダメージを受ける前に
生き物の行動で状況を把握する事ができると
無駄な水換えも手間もコストも欠けずに
管理ができるようになります。
その為には最低限の知識と経験が必要ながら
一番大事なのは目視で確認する行動そのものです。
何事においても同じだと思うけど頭でっかちな知識バカになってはいかんよ(*´-`)
頭でっかちな知識バカにとって一番困る水槽の例を挙げますと
例えばコレ。
パキスタンローチとサイアミーズフライングフォックスの水槽。
コケ取り能力が優れると言われる
サイアミーズさんの水槽
コケまみれww
コケまみれww
一方パキスタンは粉塵汚れで濁りが有るが
コーキングに入り込んでるコケ以外は全て綺麗🥺🥺🥺🥺
コーキングに入り込んでるコケ以外は全て綺麗🥺🥺🥺🥺
むろん、一般客の来ない当社では
コケ掃除なんてやりませんから
この差は魚の特性の差と、餌の量頻度によって出た結果なのですよね。
パキスタンローチは好んでコケを食べる習性は無いのだが、どんなものでも非常に強い突き攻撃であらゆる物を突いて粉砕化して食べます。
また、1匹が要求する餌の量がそこそこ多い為、不足した分はフィルターのスポンジを叩いたり、仲間の粘膜を突いたり、そこらじゅうで突いて濁りまでだすww
その結果が写真の姿。
でも、魚の健康状態は良好です。
一方、サイアミーズは好んでコケを食べるが
そもそも1匹あたりの餌の要求量が少ない。
その為、パキスタンと同じ程度の餌を与えているとご覧の通りコケを食べません。
つまり、何が言いたいかと言いますと
頭でっかちさんが知ってる基礎知識だけでは
その品種に飼育者が求める効果を効率よく出してもらえる前提条件が整えられない事も多々有るよって話(*´-`)
その結果、コケ取り品種が観賞用の小魚に比べて妙に沢山の品種を取り扱う店構えになってるパターンが頭でっかちさんの特徴ね(苦笑)
何事も前提条件を考えない話しってのは
時間の無駄になります(*´-`)
マジ大事🥺🥺🥺