たまてばこ新聞

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「響け! ユーフォニアム 北宇治高校吹奏楽部、波乱の第二楽章」前後編読了しました。

2019年12月16日 12時03分24秒 | ノベルス
 後編は夜中までかかって一気の読了でした(寝不足ばんざい)。この作家さんは読ませるテキスト書くのがうまいですね。読み始めると本当にぐいぐい引っ張られます。

 すでに劇場版アニメは公開されましたが観ていません。ということでまっさらな状態で読みました。3年生編もあることから予想はしていましたが、全国大会へは行けませんでした。慢心していないはずなのに、でも原因はそれしか考えられないという厳しさ。そして一人一人のレベルアップという3年生編への課題も残されました。高校から吹奏楽始めた葉月のAチーム入りはかなり厳しそうでつらい…。

 新加入の1年生は、物語に刺激を与える為とは言え、極端な性格になっていますね。まぁマンネリ回避の策としては仕方ないところ。夢ちゃんあの自虐キャラすご過ぎる(汗)。メインとなる奏は面倒くさい性格で序盤の引っ掻き回し役として頑張っていました。馴染んでからも存在感がちゃんとあり、イイ感じです。

 3年生メンバーの確執は前作のあすか先輩が強烈過ぎて辛かったと思います。みぞれと希美をぐいぐい押し、優子と夏紀の漫才で賑やかし、卓也と梨子のカップルでほんわかさせる、そんな役割分担で物語の盛り上げていきました。

 そんな中での、2年生メンバー、やはり久美子の「黄前相談所(優子命名)」が全編にわたり大活躍。巻き込まれ体質ながらトラブルシューティング能力の高さで結果事件を解決していくところが何とも爽快でしたね。1年3年メインのせいか、同学年メンバーがイマイチ目立ちませんでしたが3年生編があるのでいいか、という感じ。

 そしていよいよ3年生となる久美子はついに予想通り、新部長!脇を支えるのは秀一と麗奈というこれ以上ないおいしい顔ぶれで、どう物語が広がるのか楽しみ。早く読みたいです。

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