8月14日からは、
ベルギーの水の都、ブルージュへ向かいます。
街の名前は「橋」に由来し、
その通り、街中に張り巡らされた水路に
たくさんの橋が架かっています。
ブルージュは、9世紀頃から街が拡大し始め、
13~15世紀には、北海を経由してイギリス、北欧とヨーロッパ内陸を結び、
金融、貿易の拠点として繁栄しました。
裕福な市民たちは、大鐘楼を建設し、自分たちの成功の証としました。
しかし、15世紀以降、港や水路に土砂が蓄積したために水深が浅くなり、
大型商船が運行できなくなってしまいます。
水路という生命線を絶たれたブルージュは急速に衰退しましたが、
後に都市が刷新されることもなくなり、
中世の街並みがそのまま保存されることになりました。
現在では、レース編みが主要産業のひとつとなっていて、
古い町並みにレースショップのディスプレイが華を添え、
ロマンティックな古都として、ヨーロッパ有数の観光地となっています。
ブルージュの中央広場。
州庁舎をを正面に、右を向くと…。
鐘楼(Belfort)がそびえています。
高さ88mの塔へは、366段の階段で上ることができます。
中庭からの眺め。
時刻を告げるカリヨン(carillon; 組み鐘)が鳴り出すと、
思わず足を停めて聞き入ってしまいます。
運河沿いは、人でいっぱい。
熱波の来襲により、皆、涼を求めております。。
夜になると、ライトアップを楽しめます。
ブルージュは治安が良いので、女性の一人歩きも比較的安心です。
(でもじゅうぶんに気をつけて。)
お菓子だって美味しいのです
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/3hearts.gif)
これはブルージュのチョコレートショップ、
スュケルブック(Sukerbuyc)のティーサロンでいただいたケーキ「メムリンク」。
カラメルのムースにチョコレート、なかには洋ナシのコンポートが入っています。
繊細な味わい。
ケーキにフルーツを盛り合わせてくれるのも嬉しいところ。
はぁぁ、口福口福
お店の
HPは、日本語にも対応しています。
リンクをクリックすると、サイトへ飛びます。
(音がでます。)
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Sukerbuyc
Katelijnestraat 5, Bruge
(ティーサロンは道路を挟んだ向かい。)
open 9:00~18:00(月曜休)
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ブルージュの写真を
フォトチャンネルにまとめましたので、お楽しみくださいませ。