tamagoのドイツ滞在記

ドイツ、キールに住んで、体験したことや思ったことを書きとめていくブログです。

貝だけに…。

2012年09月20日 | 小話






ムール貝をぱくついていたら、、





なんと、なかから小ガニが。


こりゃ縁起ものかに~、
なんていって、美味しくいただきました …が、


そういや、ムール貝って面白いカタチをしているな、、
と思っていたのです。




そうしたら、


いました、同じ考えのひとが。






ヒエロニムス・ボッス。


この妖怪の翼、

紛うことなく、インスパイアド by ムール貝。



貝だけに、ムール貝の怪(カイ) …なんちって。


;;;;;;





「キャーーー 」

ベルギーのムール貝とムール・マリニエールのレシピ

2012年09月20日 | 料理、食材、レシピ




ベルギー名物、ムール貝です。
貝が大きく、身はぷりぷりとして堪えられません。

フランス語でムール(moule)、
英語では、マッスル(mussel)です。

写真のように、白ワイン、ネギと蒸し煮にした
ムール・マリニエール(Moules Marinière)をよく食べました。


ここで書いているレシピは、
ロンドンに滞在していたとき、
お世話になっていた家のマダムから教わったものです。

イギリスの料理はちょっと心配…ですか?
心配ご無用!
彼女のご両親はフランス&イタリア出身で、
お母様から伝わるレシピだそうですよ。



【材料】

・ムール貝 700g
・玉ねぎ 1/2個
または、ポロネギ(リーキ)や長ネギ適量でもよい。
・セロリ 1/4本文
・バター 50g
・白ワイン 200cc
・水 100cc
・塩コショウ 少々
・あればパセリ 適量


【手順】
1、ムール貝は、殻を擦り合わせて洗い、よごれを落とす。
玉ねぎとセロリは薄切りにする。

2、鍋にバター半量を溶かし、中火で玉ねぎとセロリを炒める。

3、2の鍋に塩コショウをして、ムール貝を加えて混ぜる。

4、白ワインと水を加えて蓋をし、蒸し煮にする。

5、ムール貝の口が開いたら、
バターとみじん切りにしたパセリを入れ、
少し沸騰させて出来上がり。


スープに貝のだしがよく出ているので、
ぜひパンを添えて一緒にどうぞ。

味付けは、このレシピ通りのシンプルな塩コショウのほか、
ガーリック&生クリームやカレー風味も美味しいです。



〈ムール貝の旬について〉

貝というと、冬が旬のように思えますが、
ヨーロッパでは、7月中旬から年をまたいで
4月初旬がシーズンになります。

あまり流通していないものの、日本でも養殖が行われていて、
広島や三重産のものは6月から9月、
三陸海岸のものは9月から11月が旬だそうです。

Waffle's day スウェーデンのワッフルの日

2012年09月20日 | 小話




画像は、スウェーデン観光庁HPよりお借りしました。
リンクをクリックすると、サイトへとびます。


スウェーデンでは、3月25日は「ワッフルの日」(Våffeldagen)と呼ばれ、
ワッフルを供するのが恒例になっています。


理由は、キリスト教の古いカトリックの祝日に由来するものです。
(スウェーデンは宗教改革後、プロテスタントとなった地域です。)


カトリックでは、
クリスマス(12月25日)の9か月前にあたる3月25日は、
聖母マリアがイエスを身ごもった日とされていて、

スウェーデン語においては、「マリア受胎告知の日(Marie Bebådelsedag)」を
一般に“Vårfrudagen”(ヴォーフルーダーゲン)と呼んでいたところ、 
この通称を“Vafferdagen”(ヴァッフェルダーゲン)と発音する地方があり、
それが“Våffeldagen”(ヴォッフェルダーゲン)に似ているということで、

「ワッフルの日」(Våffeldagen)と呼ばれて、
ワッフルを食べる習慣ができたそう。


それにしても、
なんてオシャレで北欧なイメージの年中行事でしょう。
ワッフルの形からして、全体は四つ葉のクローバー、一つ一つはハート型。。
そこにベリーやらジャムやらクリームやら、マリア様やらって、、

ちょっと可愛すぎて反則ですってば。

ベルギーワッフル

2012年09月20日 | 料理、食材、レシピ




ベルギーの軽食といったらコレ、
ワッフルは欠かせません


英語ではワッフル(Waffle)、
フランス語では、ゴーフル(Gaufre)、
オランダ語ではワーフェル(Wafel)といいます。
(スウェーデン語に関しては、以下参照。)


高校の帰り道、駅でワッフルが焼かれている匂いに
ひきつけられていたのを思い出します


ワッフルは、キリスト教の宣教師たちがヨーロッパへ広めた
中東~ギリシアのパンが発展したもので、
今では多くの種類が作られています。

小麦粉、卵、バター、牛乳、砂糖、イーストなどを材料とし、
混ぜ、醗酵させて作った生地を型に挟んで焼き上げたお菓子を指します。



ブリュッセルにはワッフルの有名なお店がいくつかあります。
写真は、ダンドワ(Dandoy)のもの。
1826年創業の老舗です。

一番人気のチョコレートソースとクリーム添えを。。




お店はいつも行列。
ティーサロンがいっぱいだったので、テイクアウトで。


表面はバターが焦げて香ばしく、カリッとしています。
中は少し甘味のある生地で、ふわふわ、もっちもち、
とても美味しい。
ソースのチョコレートも本格的です。


もう少し固めに仕上げたものがリエージュワッフル、
発酵させる代わりにベーキングパウダーを使うのがアメリカンワッフル、
煎餅状に薄く丸く焼いて、シロップを染み込ませて
2枚を重ねたものがストロープ(ゴーダ)ワッフル、
お鍋で温めつつ、どんどん材料を混ぜていって、
ハート型で焼き上げるのがスウェーデンワッフル、

などなど、色々あります。


ちなみにスウェーデンでは、
3月25日にワッフルを食すのが恒例であるらしい。


理由はカテゴリーを変えて、「waffle's day スウェーデンのワッフルの日」に続きます。