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この青空ときたら…。
8月19日からの予定は、
ナミュール→マーストリヒトというものだったのですが、
びっくりするような暑さが続いたもので、
ナミュールは削って、19日にマーストリヒトへ向かい、
アーヘン→ケルンという流れに予定変更しました。
ニュースで聞きかじったところでは、
雨季のインドで雨が全く降らず、
そこの空気が熱波となってヨーロッパに
猛暑をもたらしたのだそう。
そんな訳で、
戸外に居続けるのは熱中症のリスクが大きく、、
丘陵地帯にある城砦や自然公園がメインのナミュールは
また今度来ようということに。
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クーラーなしの小さな車両に乗って、
リエージュからマーストリヒト(Maastricht)へ。
電車内は40度を軽くオーバーしていたのではないでしょうか?
空気が熱すぎて息が苦しく、
男性は上半身裸になっていくという事態に…ひぃ。
30分がとてつもなく長く思えました
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マース川の眺め。
清涼感を楽しみつつ、日陰を選んで歩きます。
マーストリヒトは、
東をドイツ、西と南をベルギーに囲まれた
オランダ南部の出島のような街です。
歴史は古代ローマ時代にさかのぼり、
オランダで最も古い教会、
聖セルファース教会が残っています。
また、1992年にヨーロッパ共同体(EC)が連合(EU)となった際の
マーストリヒト条約が締結された場所でもあります。
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聖セルファース教会(Basiliek van St. Servaas)の内部。
6世紀ごろから造り始められました。
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こちらは、12世紀から造り始められた聖母教会の内部。
聖母子像は、15世紀のものです。
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重厚で、古色蒼然という言葉がぴったり。
オランダ、ベルギーで見てきた教会は
15~17世紀のゴシック建築が多かったので、
雰囲気が異なるのが際立ちます。
教会から少し歩いたところには…
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《地獄の門》(Helpoort)。
1229年に建造されたオランダ最古の市の門です。
建設されてから、ペストが流行した際には
羅患した人たちはこの門を通って患者用の建物に隔離されたことから、
地獄への入口として、「地獄の門」と呼ばれるようになったそうです。
運ばれていく人々は、何を思っただろうか。。
生きてまた門をくぐれた人はどのくらいいたのか。。
なんだか、暑いのにトリハダが…。
現在は、のどかで美しい景観が楽しめます。
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落ち着いた、風光明媚な街です。
涼しい時期にまた訪問したいものです。
このあとは変更後のプラン通り、
アーヘン→ケルンから帰途につきました。
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オランダ、ベルギー旅行の報告は、
これにておしまいです。
22日からはベルリンへ行ってきますので、
帰って来たら、記事をアップいたします
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