念願の「アンドリュー・ワイエス 水彩・素描展」へ。
ワイエスは以前から好きな作家で、卓越したデッサン力と水彩技法、陰影の扱いや空気感、そして静けさと懐かしさを感じさせる画風に魅かれます。
先日の「ミュシャ展」と比べると、まるで貸し切り状態(笑)のようだったので、鉛筆や水彩筆の筆致や色の重なりまで1枚1枚じっくりと観ることができました。素描の素早い線、軽い線、紙が凹むほどの筆圧で描いた線、水彩の絶妙なにじみやぼかし、ドライブラシ、ペインティングナイフの鋭い扱い方など。。。顔を近づけて観ているうちにけっこう時間がたってしまいました。満足。
◆「青い計量器」(水彩) ※今回はこのクリアファイルを記念に購入
なお、せっかくなので近くの国営ひたちなか海浜公園の「ネモフィラ」も観てきました。一面淡いブルーの丘は絶景!
(2013.05.10 訪問)