発祥は中国。
ソースから
てるてる坊主の原型は中国の伝説上の人物「晴娘」だと言われています。
日本のてるてる坊主との違いは、紙でできていること、女の子の姿をしていること、ほうきを持っていることです。
てるてる坊主の原型である晴娘がほうきを持っているのは、雨雲を掃き、晴れの気を寄せてくれるようにという意味から。ただ、今の中国ではこの風習はほとんど行われていないようです。
日本にはいつ頃伝わったか、どのようにして女の子の人形から男の子の人形に変化していったかについては、はっきり解明されていないようです。一説では、平安時代には既に伝わっており、当初は女の子の人形だったが、日本では、日乞いをするのが修験者や僧侶等の男性だったことから、男の子の姿に変化していったのではないかと言われています。
江戸時代の書物には、「ノッペラボウで吊るし、晴天になったら目鼻をつけてお祀りした」とあります。西日本では日和(ひより)坊主と呼ばれます。また、逆さに吊るしたり、黒いてるてる坊主にすると雨乞いになると言われています。
ソースカラ
ある韓国ネットユーザーが、「日本の不思議な風習」と題したブログで、日本の「てるてる坊主」を紹介している。
このネットユーザーは「日本を訪れた時、家のベランダに白い人形のようなものが吊るしてあって驚いた。日本では梅雨の時期や遠足の前日など晴れを願う時、ティッシュやタオルで『てるてる坊主』を作り、家のベランダに吊るす習慣があるらしい」と紹介。ほかのネットユーザーがさまざまなコメントを寄せている。
「首を吊られているのに笑っているのが不気味…」
「日本には多様な宗教があるんだな」
「なんか残酷じゃない?」
「夜道で見たら心臓止まりそう」
「一回作ってみたけど、楽しかったし、本当に効果があった!」
「雨の日に子供と一緒に作って吊るしたら楽しそう!」
「見た目も名前もかわいい。風鈴みたいに部屋に吊るしておきたい」
「晴れを願って人形を作るなんてロマンチック。私もデートの前の日に作ってみよう」
「日本のアニメで見て気になっていた。逆に吊るしたらどうなるんだろう?」(翻訳・編集/篠田)