京都で定年後生活

2013年3月60歳で定年退職。

美術館と庭園めぐり、京都の四季の行事と花を綴ります。

台風後の大雨、アフリカバオバブの開花

2015-07-19 05:24:15 | 京都花めぐり


台風11号が過ぎた翌日、青空どころか、京都も長く雨が降り続きました。
長引く大雨で土砂災害や河川氾濫の危険が高まり、10万世帯24万人に避難勧告がだされました。
京都を代表する鴨川や桂川(嵐山渡月橋付近も)も氾濫注意水位を越えました。

地元新聞の画像





私は二年前の嵐山渡月橋の氾濫が頭を過りました。
台風通過中は風雨もそれほど強くなく、私も祇園祭の巡行撮影に行っていました。
まさか、通過後にこれほど雨が降るとは思いもしませんでした。

そんな昨日、私はまだ雨が降るなか 開園時間が7時半になった植物園に向かいました。
昨年も見ましたが、バオバブの開花を見たかったのです。
バオバブの花は夜に咲き、一日花で昼には落花します。
バオバブ観賞のため温室も特別に7時半から8時半まで開けてくれています。

アフリカバオバブの花





説明板です。





バオバブの花はつぎつぎ開花しますので、しばらくは楽しめると思います。
温室の花、二種撮影しました。

チリの国花(ラパジュリア・ロセア)





ムシトリスミレの仲間





温室前の池の睡蓮、まだ見頃続きです。















台風翌日でしたので、園内は花びら、葉っぱ、小枝などが散乱しています。
ハナモモの木も折れ、雨風の影響は小さくないです。
昨日の雨に濡れた山野草も撮影しました。
台風の後でも健気に花を咲かせています。


コオニユリ





まだまだ桔梗は見頃です。









ヒオウギ





ウツギグサ





ベニスジヤマユリ





イワタバコ、遠くにありズームしましたが、いまいちです。





レンゲショウマ





キレンゲショウマ





エゾミソハギ





ナツノタムラソウ





マスヒトハギ





ヤマシャクヤクの実





カリガネソウ





ハルノタムラソウ













祇園祭前祭の山鉾巡行

2015-07-18 05:19:14 | 2015祇園祭

祇園祭前祭の山鉾巡行は台風で開催が心配されましたが、当日の朝に、巡行決定となりました。
山鉾巡行は天候悪化では中止しないという、長い歴史は今年も続くことになりました。
京都に暴風警報が出ていないことも大きかったと思います。
しかし、台風です。当然雨風のなかでの巡行です。
私は今年は無理だと思っていましたので、全く行く予定はしていませんでした。
ところが、巡行が決まると、腰が落ち着かなくなったようで、
妻から「行ってきたら」と声がかかり、山鉾巡行にでかけました。

四条烏丸で撮影することにしました。
巡行の順番に23基の山鉾を撮影しましたので御覧いただきたいと思います。
台風対策でしょう、御神体が濡れないように覆われ見えにくいのが残念です。
雨傘にも注目です。

長刀鉾




孟宗山




芦刈山




伯牙山




函谷鉾








油天神山




四条傘鉾




占出山




月 鉾








蟷螂山




木賊山




山伏山




菊水鉾









郭巨山




綾傘鉾




太子山




鶏 鉾









白楽天山




保昌山




霰天神山




放下鉾









岩戸山










船 鉾










以上で前祭巡行の23基です。
四条河原町で山鉾の方向を変える辻まわしが行われます。
最後の船鉾を見送りながら、帰還です。










台風、本日祇園祭巡行は決行

2015-07-17 06:11:22 | 2015祇園祭

台風11号は強い勢力のまま四国、中国、近畿直撃になりました。
京都は昨晩から風が強くなり、就寝中も強い風の音で何度か目が覚めました。
これから進路にあたる地域で大きな被害がでないことを祈るばかりです。

昨晩は祇園祭の宵山でしたが、台風の影響で山鉾の提灯がはずされ、
胴体をシートで覆ったり、飾り幕の懸装品を外したりと大変だったようです。
いつもの祇園祭宵山の風情どころではなかったと思われます。
参加者も少なかったようですが、やむを得ないです。

本日の巡行は予定通り実施するそうです。
今朝の五時半、祇園祭山鉾町連合会が決定しました。
巡行は祇園祭のクライマックスに当たる神事で、天候を理由に延期した事例はあるが、
中止した記録はないそうです。
無事に事故なく行われることを祈りたいです。

私は昨日、予定になかったのですが昼過ぎ急用ができ、山鉾町の近くに行きました。
用事が終わり、新町通りの藤井家だけに寄ってきました。
毎年拝見しているのですが、屏風飾りを見るためです。
祇園祭は別名屏風祭とも言われます。
山鉾町にある旧家・老舗が所蔵する美術品・調度品などを飾り公開します。
祭り見物の人にも、通りから鑑賞してもらえるようにとの心意気です。
屏風以外に、着物や武具などを飾るところもあります。

藤井家の屏風飾り















山鉾町近くで見た木槿と百日紅










家に帰り、台風に備え庭の片付けをしていました。
すると、蝉の脱け殻を3つも発見しました。









祇園祭、木槿、百日紅、蝉の脱け殻、夏本番です。


今日一日、台風が通過するまで心配が続きます。
皆様方もくれぐれもご注意くださいますようお願いいたします。





昨晩15日の祇園祭宵々山

2015-07-16 05:33:28 | 2015祇園祭

昨晩15日、祇園祭の宵々山に行ってきました。
連日の猛暑続きで足が鈍りましたが、翌日の宵山は台風の雨風も予想されるため、
宵々山にでかけることにしました。

着いたのまだ陽が落ちきらない夕刻です。
山鉾が立ち並ぶ道路は歩行者天国ですが、混雑を避けるため一方通行規制です。


18:30 到着の四条通り
人出は多いですが、まだまだ序の口です。





この時間の報道画像です。混み具合がわかると思います。





四条傘鉾





子どもたちの厄除け粽売り





蟷螂山





蟷螂山の御神体は蟷螂(かまきり)です。





郭巨山





岩戸山





岩戸山の御神体です。





船鉾





白楽天山





白楽天山の御神体





鶏鉾





函谷鉾





菊水鉾










霰天神山





放下鉾





19時過ぎ四条通りもかなり混雑しています。





月鉾






月鉾の囃子






四条通りの山鉾の景色





19時36分、西の空の夕焼けがきれいです。





身動きがとれなくならないうちに退散です。
昨晩の人出は夜の11時現在、24万人だそうです。
なお、17日の祭巡行は台風の影響で、当日朝5時半に判断することになりました。






大徳寺高桐院

2015-07-15 14:30:17 | 2015青もみじ

この数日は異常なほどの猛暑続きです。
しかし、ここは別世界のような緑の空間です。
読者の皆様に少しでも涼になればとお届けします。






山門からの景色、いつもの落ち着いた緑が迎えてくれます。





青苔は相変わらず美しいと思う。





参道を覆う緑も濃くなっています。




















早朝の時間帯で、まだ拝観受付は閉まったままです。





青紅葉もきれいです。





帰り道の参道





石畳をゆっくり歩くのが好きです。














高桐院のとなりの寺院です。














建仁寺暁天坐禅会緑陰講座

2015-07-15 05:20:02 | 坐禅会

今年も建仁寺の暁天坐禅会緑陰講座が開催されました。
京都の暁天講座では一番最初の開催(7/10~12)で、私は初日と3日目に参加しました。

初日の講師は福島県の臨済宗福聚寺住職で芥川賞作家の 玄侑宗久師です。
内容は 『観自在』、ユーモアを交えながらわかりやすい話でした。





3日目最終日、いつもより早めに家を出ます。
早朝の建仁寺の庭園を味わうためです。
庭園はいつも見慣れているとはいえ、早朝はまた格別です。

早朝の花見小路





建仁寺北門





大方丈、庫裏に入ります。






6時前の潮音庭です。






大方丈前庭
















坐禅会が始まる前の方丈内





いつもの初心者向けに坐禅の仕方、驚策の受け方などの説明があり、
6時半に坐禅開始です。
緑陰講座がありますのでいつもより短めの坐禅です。
般若心経、白隠坐禅和賛の読経の後、建仁寺小堀管長の提唱です。
今回は、 碧巌録第五十八則 『趙州分疎 不下』です。











提唱が終わり、粥座(朝食)の接待があります。
粥座は僧侶が毎朝食すものです。粥と梅干、大根と昆布の漬物です。
今回は接待ということで、「矢尾治」さんの茶粥でした。
参加者は250名以上ではないでしょうか。





粥をいただく前に、五観之偈を読経し、生飯を取ります。
お粥をいただき、白湯で容器を洗います。
最後に粥後之偈を読経して終わりです。
美味しゅうございました。


終了後、参加者はそれぞれ、庭を眺めたりしてくつろぎます。


方丈、書院の掛軸を紹介します。





















猛烈な暑さです。皆様も御自愛ください。
また台風が迫っています。被害がないこいとをお祈りいたします。





祇園祭山鉾建四日目の朝、社参の儀

2015-07-14 05:23:27 | 2015祇園祭

祇園祭前祭の山鉾建(10~14日)真っ最中ですが、少しでも涼しいうちにと思い、
昨日は朝に山鉾町を歩いてきました。
祇園祭の前祭は17日が巡行ですが、台風11号の進路が気になります。
山鉾建が終わると宵山(宵々山 14~16日)です。
すべての山鉾の提灯が点され、宵闇に照らし出された山鉾は非常に美しいです。
山鉾巡行以上の人出で、主要通りは人の波に埋まります。
15,16日の夜は歩行者天国になります。


前祭の山鉾の位置






時間は朝の8時、出勤の会社員が足早に会社に向かいます。
まずは鶏鉾、昨日曳初めも終わりました。





鶏鉾のすぐ南では、白楽天山が山建の最中です。





保存会のなかに御神体がありました。





岩戸山、大きな山です。





岩戸山の作事方のユニフォーム





大きな船鉾です。ほぼ出来上がりです。










月鉾、昨日曳初めも行われました。
















放下鉾です。縄がらみの最中です。










山伏山





菊水鉾です。










鉾の辻の函谷鉾です。










くじ取らずで先頭を巡行する長刀鉾












私は行けませんでしたが、昨日は八坂神社で「社参の儀」が行われました。
長刀鉾の稚児が会所から馬に乗って神社に向かいます。
この参拝は「お位もらい」と呼ばれ、稚児は正五位少将の位と十万石大名の格式を得るそうです。





稚児さんは巡行まで地面に足をつけてはいけないそうですが、大丈夫なのでしょうか。
小学校は巡行までお休みでしょうか。心配してしまいます。




祇園祭の鉾曳初め

2015-07-13 05:23:22 | 2015祇園祭


祇園祭前祭の鉾建て真最中ですが、昨日は鉾の曳初めが行われました。
今年組み建てた鉾が問題ないかのチェックというわけです。
曳初めとはいえ、鉾の飾りつけが終わり、囃子方も乗り、本番さながらです。
違うのは曳き手が一般の人だけです。

一番最初に行われた函谷鉾の様子を御紹介します。


曳初め直前










14時、音頭取りの号令で鉾が曳かれます。






四条烏丸の手前まで曳きます。





今度は曳き手の向きが変わり、戻ります。





観光客もまじり、一般の方々が曳手になっています。










函谷鉾の後、鶏鉾、長刀鉾、月鉾、菊水鉾も曳初めが行われます。
私は疲れがでないよう、函谷鉾で帰宅です。


長刀鉾、大方完成です。





胴掛けです。





まだ、縄結びが隠れていません。





鶏鉾はほぼ完成で、曳初めを待つばかりです。





菊水鉾は最後の飾り付け中です。









片岡球子 日曜美術館

2015-07-12 20:47:05 | 美術・博物館

今回はひさしぶりに日曜美術館をお届けします。
『 片岡球子 輝く個性の秘密 スケッチは語る』です。





今も人気を誇る日本画家片岡球子(1905~2008)は鮮やかな色彩、デフォルメされた構図など、個性的な絵画で知られています。




中でも大胆な富士山の作品は有名ですが、 60代からの「面構(つらがまえ)シリーズ は、足利尊氏や葛飾北斎など、歴史上の人物をあたかも目の前にいるように描いた異色の傑作とされています。
生誕110年の今年、片岡球子展が開催されている愛知県美術館





「面構(つらがまえ)」シリーズ
歴史上の人物を今に甦えらせることに挑戦した作品で、球子の名前を不動のものにした傑作です。





「面構 足利尊氏」1966
室町幕府初代将軍をユーモラスに表現しています。





「面構 足利義政」1966
八代将軍義政、愛嬌のある表情が面白い





「面構 足利義光」1966





1905年札幌に生まれた片岡球子は18歳で上京、東京の女子美術学校で日本画を学びます。

「枇杷」1930 25歳の作品
伝統的な日本画で細部まで写しとる作風です。
この作品は院展で初入選します。




その後球子は小学校教師をしながら絵の勉強を続けます。
しかし、自分なりの表現を見つけられずにいます。





「学ぶ学校」1933
花鳥風月を離れ、教室の子供たちを題材にした作品
教師と絵描きの両立は難しく、展覧会では落選をしつづけます。





そんななか、教え子のスケッチに没頭します。










「飼育」1954 球子49歳

鶏の世話をする教え子たちの絵です。
子供たちの個性をいきいきと表現しようとスケッチを重ねた末の傑作です。





「歌舞伎南蛮寺門前所見」1954

球子のその後の画家人生を決定づける作品。
登場人物は三人、舞妓、舞妓に恋する男、キリスト教に改宗する僧侶の設定です。
安土桃山時代の始まる頃、当時のキリスト教の教会、南蛮寺の門前で繰り広げられる歌舞伎の物語です。鮮烈な色彩が印象的です。





1962年、球子57歳で初めてヨーロッパに渡り、パリの美術館で目を奪われます。
そこで大きな影響を受けたのが、スペインの画家ジョアン・ミロです。

「アルルカンの謝肉祭」
シンプルな色とかたちで人や動物を描き、生命感溢れる作品を作り出しています。





「夜明けの目覚め(連作星座より)」





「山(富士山)」1964

球子の代表作のひとつが誕生します。
印象的な山肌に接着剤を用いたと考えられています。





そして 球子61歳の時、生涯のテーマを見つけます。
日本の歴史を築いた人物を描くことです。
京都の等持院で足利尊氏木像をスケッチします。









そして完成したのが、「面構 足利尊氏」1966 です。





「面構 葛飾北斎」1971
北斎と赤富士、実に面白い構図です。






「面構 国貞改め三代豊国」1976
役者絵や美人画で知られる歌川豊国が絵を描こうとしている様子です。





「面構 東洲斎写楽」1971





「面構 歌川国貞と四世鶴屋南北」1982





絵画は最終的に作家の内面がどう見る側に影響を与えるかです。
勿論、絵画の基礎的力量がベースになくてはなりません。
片岡球子の作品は好き嫌いが分かれるかもしれないですが、私は好きです。








祇園祭二日目(11日)鉾頭建つ

2015-07-12 04:53:10 | 2015祇園祭

祇園祭前祭の鉾建て二日目、昨日に続き暑い暑い一日でした。
京都市内は高温注意報まででましたが、鉾建ては順調に進んでいます。
一昨日午前中鉾建てが始まった、長刀鉾、月鉾、鶏鉾、函谷鉾の4基は、昨日昼過ぎまでに鉾頭が建ちました。
一昨日午後に鉾建てが始まった菊水鉾も少し遅れて建ちました。
鉾頭が建つと一気に山鉾らしくなります。あとは様々な飾りつけが行われます。
今回は縦画像が多いので見にくいと思いますが、御容赦ください。

鉾頭が建った長刀鉾





鉾頭は長刀です。





真木に取り付けられた天王台や榊





函谷鉾も鉾頭が建ちました。





鶏鉾です。





屋根の破風は鶏です。





月鉾、ちょうど鉾建てが終わったところです。





無事鉾建てが終わり、御神酒と白饅頭が一般の私たちにも振る舞われました。
私もいただきましたが、猛暑のなかの日本酒に少し酔いました。










最後は鉾建て直前の菊水鉾です。





真木に榊を取り付けています。





真木の飾りつけです。





鉾頭も取り付けます。





大きな鉾車です。





人力とジャッキで鉾頭が建てられるのです。





最後に菊水鉾スタッフのユニホーム





本日(12日)は曳き初めです。
長刀鉾 15:30~
函谷鉾 14:00~
鶏 鉾 14:30~
菊水鉾 15:00~
月 鉾 15:00~



本日の季節の山野草

2015-07-11 18:44:30 | 京都花めぐり

本日午前中撮影してきた、季節の山野草です。

ナツノタムラソウ





オウゴンユリ





タケニグサ





エゾガワラナデシコ





カリガネソウ





コオニユリ





サクユリ





ベニスジヤマユリ





カノコユリ





イヌゴマ





トモエソウ





カライトソウ





ツクシカラマツ






ヤマブキソウ(四季咲)





ヤブカンゾウ





ヤマユリ





スズカケソウ





キンミズヒキ





祇園祭前祭の鉾建て初日

2015-07-11 05:21:30 | 2015祇園祭

一昨日は雨が降り続く典型的な梅雨でしたが、昨日は真夏の暑さです。
そんな暑い日でしたが、祇園祭の前祭(さきまつり)の鉾建てが始まりました。
昨日は長刀鉾、函谷鉾、鶏 鉾、月鉾の4基だけですが、職人 が釘を使わず荒縄だけでく部材を組み建ていきます。
この伝統の技法 は「縄がらみ」と言います。

私は昼前に行ってきました。
まずは前祭巡行の先頭となる長刀鉾です。














やはり鉾建ての初日ということもあり、マスコミの方々の撮影が多かったですね。
NHKの『サラメシ』のスタッフがいました。
お話を伺うと長刀鉾スタッフの『サラメシ』の撮影をしているそうです。
放送日は27日と30日とのことです。
どんな『サラメシ』になるのか楽しみです。





交通整理の若い方のユニホーム





次は函谷鉾です。










二人で荒縄を締め上げていきます。





次は月鉾です。





町会所の前では子供たちも集まっています。




最後は鶏鉾です。





荒縄だけですが、縄模様がきれいです。
















鶏鉾の建て方のユニホームです。





昨日鉾建てが始まった4基は、今日は鉾頭が立ちます。
また今日は他の山鉾の鉾建てが始まります。
鉾は3日ほどで完成し、12日午後からは「曳き初め」が行われます。
14日の宵々々山まで に前祭の山鉾23基がそろい、祭り情緒を盛り上げるのです。





雨の祇王寺と天龍寺の蓮池

2015-07-10 14:16:13 | 京都めぐり

昨日(9日)の常寂光寺の続きです。
雨の祇王寺ですが、青紅葉に青苔が特にきれいです。


拝観受付を通るとまず目に入る茅葺き草庵の景色





青苔は抜群にきれいです。















まだ梅雨ですが、キノコが目立つようになりました。











青苔の上の落葉





常寂光寺でも見ましたが、紅葉した落葉です。


























茅葺き草庵前の花

























ここでも見つけました、カタツムリです。





最後に天龍寺の蓮池のハスです。








































いつもの嵐山渡月橋







雨続きのなか常寂光寺

2015-07-10 05:29:04 | 京都めぐり

この数日雨続きで、しかも日課の朝の散策時間に降られています。
やはり梅雨前線と台風の影響でしょうか。
仕方がないので雨ならば雨中散策を楽しもうと、向かったのは嵯峨野常寂光寺です。
ちょくちょく訪れる場所なので、また同じ景色と思われるでしょうが、
私の好きな場所なので御容赦いただきたいと思います。

梅雨の雨の日は、青紅葉や青苔が特にきれいで、雨の日ならではの景色が楽しめます。





仁王門前の青紅葉が垂れ下がり視界を遮りぎみです。










驚きです。青苔の上に赤い落ち葉です。










落ち葉の上を見ると一部紅葉です。
どういうことでしょう?





仁王門から本堂に向かう階段です。





階段から振り返り仁王門撮影





坂の青苔がとてもきれいです。





階段を上がり、京都市内眺望





多宝塔に向かいます。




















多宝塔





寺務所前の桔梗















鐘楼





四阿の休憩所





私の好きな景色










雨で青苔がとても美しい。





野鳥発見










蓮花もあります。
雨で見頃はもう少し先でしょう。

























梅雨といえばカタツムリ、嫌いな方もいらっしゃるでしょうが。






先日アメリカの大手旅行雑誌が、2015世界の魅力的な都市を発表しました。
昨年に続き京都市が1位となりました。
昨年はその影響もあってか、外国からの旅行が大幅に増えました。
特に昨年秋の紅葉は多かったように思います。
日本人より外国人が多いのではと思える観光地もあります。
今年も観光客が増えるのでしょうか。
京都市内で宿泊した外国人は昨年183万人、前年比70万人増加だそうです。
ホテル不足をよく耳にしますが、さらにひどくなるのでしょうか。
私としては、嬉しいような、落ち着いて散策ができずに困ったようなです。


2位はアメリカ・チャールストン、3位カンボジア・シェムリアップ
4位イタリア・フィレンツエ、5位ローマ だそうです。
私は2位以下どこへもいったことがありません。