道々の枝折

好奇心の趣くままに、見たこと・聞いたこと・思ったこと・為たこと、そして考えたこと・・・

宿六変じて

2020年06月11日 | 人文考察
かつて「宿六」という夫の呼び名があった。旦那、主人、亭主、宿六の順に格が下がる。「宿六」とは「宿のろくでなし」の意であるから、亭主を貶める語ではあるが謙遜にも使い、時には多少の親愛感も入っている。「マイダーリン」の照れ隠し的表現だろう。夫たちが常用していた「ウチのバケベソ」と相対する言葉であろうか?私はこれまで自分のことを妻が外でどう呼んで来たか知らない。しかし彼女が週一で参加する或る同好会 . . . 本文を読む
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