毎年今頃になると、必ず花を見に行く山がある。花と言っても、サクラとかカタクリなど特定の花を見るのではない。多種多様な草木の花々が一斉に咲いているのを観るために行く。その山域はGWに最も花が多くなる。
かれこれ20年以上も続いているが、今年は概ね開花していたものの、稀少の1種が花を着けていなかった。原因はわからないが、何か目に見えない環境の変化があったのかも知れない。
インターネットの普及で、趣味で撮影した植物の写真を公開する人が飛躍的に増えた。それはおおいに結構なことだが、中には、撮影地まで明らかにする人も居て、それは意図せず盗掘を助長してしまうことになる。稀少な植物の保護のためには、たとえ植物の熱烈な愛好者であっても、ネット上には撮影地や生育地を明かさない自制心が必要だろう。
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