【未来女】
この曲は〈桂銀淑〉のシングル10作目というが、アルバムの中では意外に評価は高くなかった(オリコンランキング97位)。私がこの曲を知ったのは、発売後10年ほど経ってからのことだった。
詞が佳いのは言うまでもないが、メロディ・リズムに惹かれ実によく聴いた。熱唱したかったが、時すでにオヤジ真っ盛り、リズムについて行けず、どう頑張ってもカラオケの持ち歌に加えることができなかった。
イスラエルの「Nacash」というバンドの『Y’a des jours comme ça』という曲をカバーし、1991年にリリースしたものらしい。
作詞家〈大津あきら〉は、山口県長門市出身、才能豊かな人だったが、惜しくも1997年に亡くなっている。
桂銀淑の歌唱は、今改めて聴くと、原曲を凌ぐものがある。
〈桂銀淑〉といえば、あれだけ名声を博しながら、想像もしない事件で日韓の歌謡界から姿を消した。声質・歌唱力・容姿と、三拍子揃っていたのに・・・残念でならない。
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