道々の枝折

好奇心の趣くままに、見たこと・聞いたこと・思ったこと・為たこと、そして考えたこと・・・

遠くへゆきたい

2022年02月26日 | 随想
遠くへゆきたい(永六輔作詞・中村八大作曲)は、1962年(昭和37年)5月、NHKの「夢であいましょう」の中でジェリー藤尾さんが歌い、6月にレコードがリリースされた。この頃のNHKは今と違って、この国のテレビ文化をリードし、良心的な番組が多かった。

折しも当時成人前のやつがれ、懸想していた女性とのデートが叶い、ひときわ感傷的になっていた。花火を観ても潮騒を聴いても心が揺らぐ・・・
恋情をもて余していたに違いない。
タイムリーに出たこの曲がいたく気に入り、愛唱すること尋常ではなかった。
2年後の破局を予感していたのかも知れない・・・

自己愛の強いロマンチストというものは、情熱で我が身を灼くばかりか相手までもその熱で傷つける。恋愛というものは、洵に剣呑なものである。

孫たちが思春期にさしかかり始めている。心配症の祖父は気を揉むが、祖母は何の心配もしていない。孫たちの青春を共に楽しんでいる。我が家では、私ひとりが異端である。
幼児期の家庭教育が誤っていたに違いないと、鋭く指摘されている。







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2 コメント

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Unknown (tekedon638)
2022-02-28 13:18:11
@murasaki コメント有難うございます。

ご同様のお味方が居らっしゃると承り、大いに力づけられました。
孤立無縁では無さそうで、今後も頑張ります。
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Unknown (murasaki)
2022-02-28 12:43:07
こんにちは
いつも有り難うございます、
今日は、朝からいいお天気で、昼間は
私の大好きな太陽が出てくれています、

ブログ拝読し、申し訳ありませんが後半
笑いになりました、

最後の6行 特に最後の3行、ほくそ笑み
我が家も同じです。
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