高校生の孫娘からは、いろいろ教えられることが多い。
「あざっす!」という言葉を聴いて、それが「ありがとうございます」の意味と知ったときには眩暈がした。感謝の意の欠けらも感じられない。中学の頃には「おはよう」を「おは〜」とも云っていた。私の中高時代には、斯様な言葉の短略化をした憶えがない。
孫娘たちに限らず、言葉を短縮するのは、どこの国の口語でもあるだろう。私が若い頃には、体育会系の学生が先輩に会うと、辺り構わず「チワッ!」という挨拶用語を連発していた。そう言わされていたのかもしれない。「こんにちわ」の略語だったのだろう。それは随分異様な言語だったが、略語化の方式は、今日の「あざっす」と変わらない。おそらくこの形式は、昔から脈々と受け継がれているのだろう。
私は自分でいうのも何だが、日本語にはかなり敏感な方だ。文科省の当用漢字すら無視することがある。話し言葉は生もので、変化が早くいちいち論っていたらきりがない。耳障りな言葉は、テレビに溢れている。
孫娘には正しい日本語を身につけてもらいたいが、既に共学校の部活で男らしいもの言いを身につけている彼女に、エレガントな女性の言語表現を希うのは、もう無理だろう。
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高校生などは、言葉を全部短縮していますよね(^^;;
きちんとした言葉を知った上での短縮なのか…初めから短縮の言葉で覚えているのかは謎です。
私の教室でも高校生が何人か来ているので、私はその生徒さん達から最近の言葉を勉強してます(笑)
言葉を教えていた頃が懐かしいです。