道々の枝折

好奇心の趣くままに、見たこと・聞いたこと・思ったこと・為たこと、そして考えたこと・・・

朝顔の平づくり

2019年08月29日 | 飼育・栽培
朝顔は風情があり、大好きな園芸植物のひとつだが、支柱仕立てやネット仕立ては、秋になっての片付けが面倒だ。フェンスに幾重にも巻きついた蔓を綺麗に取り除くのは、意外に手間がかる。夏の間中朝晩二度の灌水をするだけでも大変だったのだから、札付きの横着者としては撤収を簡便に済ませたい。



そんな考えから、数年前に支柱やネットを一切使わない〈平づくり〉を始めた。
朝顔の蔓の芯を摘んで、上に蔓を伸ばさない栽培法を採用している。



名古屋方面では、つくり方に流儀があるらしいが、当方全く無頓着。着花の生理に従って、適当なところで芯を止め、脇芽の発生を促し、芯の数と花芽の数を増やすことのみ心がける。蔓が絡み合わないよう適宜剪定するだけ。ひと株の花数を増やすことが、栽培の目標であり面白さともなる。




江戸の朝顔市の情趣からは遠のくが、元を糺せば異国の花、こんなつくり方があってもよさそうだ。







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