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全体をトーチで焼き、隙間はグルーガンで埋め、雨仕舞いの完璧な、内部は製作当時同様の巣箱に修復した。
立春を控えた1日、やつがれ止せばよいのに寒風の吹き荒ぶ中、桑の木の枝を払い、地上4mあたりに巣箱を針金で固定する作業に没頭した。老人には危険な作業なので、枝や幹にロープを張り回し、安全を確保しての作業だった。
これがいけなかった。日頃しない無理な体勢で作業したので、筋肉や靭帯に無理な力をかけてしまったらしい。「年寄りの冷や水」である。
翌日目覚めると、右背中の背骨寄りに刺すような痛みがあり、身体を思うように動かせない。暫く前に自転車で転び、肋骨を傷めた時の状態に痛みの出方が似ている。
数日前に聞いた、樹の剪定で腰を疲労骨折した同年輩の人のことが、脳裏をよぎった。
身体を曲げたり捻ることはおろか、息をしても咳をしても疼痛が背中から肩にかけて電気のように走り、歩行すら困難になった。
食事中も痛みがあるので、食欲も落ちてしまった。
寒風の中で、無理な体勢で作業をしたことが思いの外身体にダメージを与え、胸郭のインナーマッスルや肋骨を傷め、自律神経を狂わせたかもしれない。
滅多なことでは整形外科に行かないやつがれ、市販の鎮痛剤を3日飲み、その後湿布薬を3日間貼って、睡眠だけは十分にとり休養に努めた。
安静を保つこと1週間、漸く人中に出ていけるまでに回復したものの、痛みの核心部は、肋骨下部の背骨との付け根あたりに残っている。
スマホで見ると、このような症状は数週間続くらしい。もし肋骨にヒビが入っていれば、修復は3ヶ月もかかるという。腹を括って、回復を待つ間、本でも読むことにした。自業自得とはいえ、行動出来ないのは辛い。
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