先日名古屋東山植物園に行き、椿の写真を撮ってきました。秋から春までの厳しい季節に、日本人に寄り添って咲く花で、このコロナ禍でもがんばれと言っているように、しっかりと咲いていました。
そのいくつかを写真と5行詩で紹介します。椿の品種は詩の題目に入っています。
<銀嶺は雪の日を偲ぶ>
降り注ぐ
光の粒に
過ぎ去りし
雪の季節の
輝き偲ぶ
<絞り八朔は青空に跳び出す>
リキッドチークを
ちょん点けだけで
跳び出した
糸引く赤は
あわてものマーク
ものすごい勢いでダッシュしたのでしょうね。
<心に飾ろう白玉絞り>
白椿を
心に飾れば
血が通い
大和の気品
身体に満ちる
白椿も心の中に飾ると、血が通って少し赤く染まります。
<時の流れの中の覆輪侘助>
ふつふつと
時の泡が
はじけゆく
素知らぬ顔で
侘助は咲く
とてもクールな感じで咲いていました。
<衣装に悩む医王寺>
白がいい
それとも赤か
お見合いは
ひたすら迷い
重ね着をする
<寒椿は風景の心臓>
もう少し
光が欲しい
そうすれば
血が行き渡り
緑が戻る
<春を引っ張りだす紅侘助>
めんこいが
高性能の
ラディエータだ
周囲をあっため
春引っ張り出す
<四海波が我を惑わす>
せめぎ合う
四つの渦が
我を呼ぶ
どれに飛び込み
春へと漂う
そのいくつかを写真と5行詩で紹介します。椿の品種は詩の題目に入っています。
<銀嶺は雪の日を偲ぶ>
降り注ぐ
光の粒に
過ぎ去りし
雪の季節の
輝き偲ぶ
<絞り八朔は青空に跳び出す>
リキッドチークを
ちょん点けだけで
跳び出した
糸引く赤は
あわてものマーク
ものすごい勢いでダッシュしたのでしょうね。
<心に飾ろう白玉絞り>
白椿を
心に飾れば
血が通い
大和の気品
身体に満ちる
白椿も心の中に飾ると、血が通って少し赤く染まります。
<時の流れの中の覆輪侘助>
ふつふつと
時の泡が
はじけゆく
素知らぬ顔で
侘助は咲く
とてもクールな感じで咲いていました。
<衣装に悩む医王寺>
白がいい
それとも赤か
お見合いは
ひたすら迷い
重ね着をする
<寒椿は風景の心臓>
もう少し
光が欲しい
そうすれば
血が行き渡り
緑が戻る
<春を引っ張りだす紅侘助>
めんこいが
高性能の
ラディエータだ
周囲をあっため
春引っ張り出す
<四海波が我を惑わす>
せめぎ合う
四つの渦が
我を呼ぶ
どれに飛び込み
春へと漂う