「おーい」って 小さな声が聞こえた。
振り向くと 叢。
「おいでよ、叢へ。子供の頃 遊んだでしょ。」
じゃあと 飛び込んだ。
「やあ、よく来たね。」とシロツメクサのご挨拶。
「ほら、ニワゼキショウの素敵なお友達が、あそこにいるよ。」
「やあ、よく来たね。楽しんでいってね。」
ヒメジョオンが頭の上から、
「私たちは、虫たちのステンドグラスなんだよ。」
遠くに男の子が見える。 「おーい」って呼んでみた。
近寄ってこない。 こんどはもっと近く女の子たちが歩いてゆく。
再び 「おーい。」 気づいてくれない。
かつて妹はシロツメクサで冠を作っていたのに。
シロツメクサが、言った。
「不思議なんだよね。
最近の子供たちはきっと耳も眼も悪くなっているのでは?
って話しているんだ。」
振り向くと 叢。
「おいでよ、叢へ。子供の頃 遊んだでしょ。」
じゃあと 飛び込んだ。
「やあ、よく来たね。」とシロツメクサのご挨拶。
「ほら、ニワゼキショウの素敵なお友達が、あそこにいるよ。」
「やあ、よく来たね。楽しんでいってね。」
ヒメジョオンが頭の上から、
「私たちは、虫たちのステンドグラスなんだよ。」
遠くに男の子が見える。 「おーい」って呼んでみた。
近寄ってこない。 こんどはもっと近く女の子たちが歩いてゆく。
再び 「おーい。」 気づいてくれない。
かつて妹はシロツメクサで冠を作っていたのに。
シロツメクサが、言った。
「不思議なんだよね。
最近の子供たちはきっと耳も眼も悪くなっているのでは?
って話しているんだ。」
素敵なご投稿ですね。まるで童話のような...
メルヘンチックな世界を表現されますね。その中にちょっとシュールでクールなところもあって...
興味深く読まさせて頂きました。
大変ご無沙汰してしまい申し訳ありません...
先日はコメントをありがとうございました。
もっと早く一度お邪魔したかったのですが、てんちゃんの博識あるコンサートや美術館等々の
中身の濃いブログに、全く知識のないボクが軽々しくコメントできるわけなく...(^-^;
やっとコメント出来そうな?ご投稿があがったのでお邪魔させて頂きました。
あらためまして、今後とも宜しくお願い致します。
叢に関わる写真で、ドラマを感じさせるものが揃ったので 投稿しました。
歳をとってから、すこし童話に興味をもっています。
絵は描けないので、写真で物語を作ってみたいなって思っています。