先日 スエーデンへ行ってきました。たぶん仕事としていける海外旅行は最後と思い、立候補しました。
その際1日日程に余裕を持たせ、ストックホルム郊外にある世界遺産のドロットニングホルム宮殿を観光しました。
これは北欧のベルサイユ宮殿とも呼ばれるもので、1686年に完成したものを、どんどん改築、増築したものです。特tに1750年頃に大幅な増築が行われ、建物や内部の装飾品については、ロココ様式の影響が強くなっています。
スエーデン国王の離宮として愛され、現在も非公開部を使用しているとのこと。海につながる湖のほとりにあり、私もストックホルムから、約1時間船に乗っていきました。
船でのアプローチはやや蛇行していて、船が曲がるといきなり、水に浮かぶように宮殿が見えてきます。
この日は見事な晴天でした。
宮殿の入り口には衛兵が立っていましたが、この日は女性。美しき宮殿の護り人、美しきは、両方の単語に掛かります。
中へ入ると通路の天井は、下の左のような浮彫になっています。ちょっと落ち着いて部屋を覗くと、壁には右のような絵がぎっしり。なお、部屋の用途によってテーマがあり、戦争画や領地風景の絵もあります。
ともかく圧倒されたのは、内部の贅沢さ。それが最も極端なのは、左下の王妃の寝室です。 もうキラキラキンです。そして天井には右下のような天井画。 ここで寝るとどのような夢を見るのでしょうか。
調度品も素晴らしい。素敵なシャンデリアに美しい陶磁器が飾られています。右下はたぶん暖炉でしょうか。陶器製の立派なものです。天井が高いのでこの空間を暖めるためいろいろな暖炉が置かれていました。
1750年頃のスエーデン王および王妃は開明的だったそうで、図書を充実させました。左下が図書館。立派な本が並んでいます。 そして右が1階から2階への階段。上がっていく人の値打ちを見るように、像が並んでいます。
階段を上がったフロア。ここにも壁に彫像が並んでいます。部屋は芸術品を守るためか、外からの光をいれていない部屋が多いのですが、シャンデリアの光にじわっと芸術品が瞬いています。
そして外。圧倒されるような広さの庭が広がっています。左下が庭の入り口、どこまで続くのかと途方にくれます。そして右がある程度行ったところからの宮殿。 ここから宮殿へは声が届きそうにありません。
この庭は、次に迷路のような生垣のある空間、そして整備された森が続き、その向こうにロココの頃の国王がポンとおまけで作った中国離宮がありました。この宮殿自体がストックホルムの宮殿の離宮だから、離宮の離宮ということになります。
中は中国の調度品ばかり。でも建物外観も中の配色も軽やかで、リラックスできたことでしょう。
ともかくこれを見て、凄さに圧倒されました。
王家を持つということは大変な国民としての贅沢なのだということがよくわかりました。そしてその贅沢あればこそ、存在する芸術もあるのだと思いました。
その際1日日程に余裕を持たせ、ストックホルム郊外にある世界遺産のドロットニングホルム宮殿を観光しました。
これは北欧のベルサイユ宮殿とも呼ばれるもので、1686年に完成したものを、どんどん改築、増築したものです。特tに1750年頃に大幅な増築が行われ、建物や内部の装飾品については、ロココ様式の影響が強くなっています。
スエーデン国王の離宮として愛され、現在も非公開部を使用しているとのこと。海につながる湖のほとりにあり、私もストックホルムから、約1時間船に乗っていきました。
船でのアプローチはやや蛇行していて、船が曲がるといきなり、水に浮かぶように宮殿が見えてきます。
この日は見事な晴天でした。
宮殿の入り口には衛兵が立っていましたが、この日は女性。美しき宮殿の護り人、美しきは、両方の単語に掛かります。
中へ入ると通路の天井は、下の左のような浮彫になっています。ちょっと落ち着いて部屋を覗くと、壁には右のような絵がぎっしり。なお、部屋の用途によってテーマがあり、戦争画や領地風景の絵もあります。
ともかく圧倒されたのは、内部の贅沢さ。それが最も極端なのは、左下の王妃の寝室です。 もうキラキラキンです。そして天井には右下のような天井画。 ここで寝るとどのような夢を見るのでしょうか。
調度品も素晴らしい。素敵なシャンデリアに美しい陶磁器が飾られています。右下はたぶん暖炉でしょうか。陶器製の立派なものです。天井が高いのでこの空間を暖めるためいろいろな暖炉が置かれていました。
1750年頃のスエーデン王および王妃は開明的だったそうで、図書を充実させました。左下が図書館。立派な本が並んでいます。 そして右が1階から2階への階段。上がっていく人の値打ちを見るように、像が並んでいます。
階段を上がったフロア。ここにも壁に彫像が並んでいます。部屋は芸術品を守るためか、外からの光をいれていない部屋が多いのですが、シャンデリアの光にじわっと芸術品が瞬いています。
そして外。圧倒されるような広さの庭が広がっています。左下が庭の入り口、どこまで続くのかと途方にくれます。そして右がある程度行ったところからの宮殿。 ここから宮殿へは声が届きそうにありません。
この庭は、次に迷路のような生垣のある空間、そして整備された森が続き、その向こうにロココの頃の国王がポンとおまけで作った中国離宮がありました。この宮殿自体がストックホルムの宮殿の離宮だから、離宮の離宮ということになります。
中は中国の調度品ばかり。でも建物外観も中の配色も軽やかで、リラックスできたことでしょう。
ともかくこれを見て、凄さに圧倒されました。
王家を持つということは大変な国民としての贅沢なのだということがよくわかりました。そしてその贅沢あればこそ、存在する芸術もあるのだと思いました。
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