今 愛知県美術館で「岡本太郎展」をやっています。
詳細は別の投稿で書きますが、とても楽しく元気になる展覧会です。
以下に彫刻と五行詩を並べます。五行詩には岡本太郎の言葉を散りばめています。
1.梵鐘 「歓喜」
入口はいってすぐ。音が「歓喜」と文字に実体化して、鳴っています。
2.若い太陽の塔
若い太陽の塔の試作品と、後ろは岡本太郎の若いころの写真。
この塔の大型完成品はかつてモンキーセンターで朽ち果てたが、最近復活したとか・・
この塔の顔は、岡本太郎式特影活劇TAROMAN」の顔。そして「でたらめをやってごらん」は、岡本太郎の言葉。
3.光る彫刻
この彫刻はFRP製。軽いから空中へ浮かぶ。
何も考えずに常識的な美の見方をしている人の所には 彫刻が飛んでいき落っこちるぞ。
4.女神像
「美ってものは見方次第なんだよ。」というのは 岡本太郎の言葉。
5.縄文人
縄文式土器の美術性を初めて見出したのは岡本太郎。
6.意見広告 「殺すな」
この危うい世界に対して、我々はなにをすれば・・・
若い人に、岡本太郎が声をかけています。
ベトナム戦争の時、岡本太郎はワシントンポストへの意見広告に「殺すな」という文字を書きました。
成熟した国かどうかのひとつの基準は「人を殺してはいけない」ということが理屈なく当たり前に通るかどうか、にあると思う。それは国だけではなく個人でも同じだ。」
大人と子どもの違いは何ですか、と聞かれた時には、「善悪を自分で判断できる」「力ではなく言葉で問題を解決できる」と、答えている。
7.会場外の太陽の塔のミニチュア
岡本太郎の代名詞「なんだこれは」
新しい美を発見した時に、口から飛び出します。
私たちも発見しましょう。何度も「なんだこれは」と言って生きていきましょう。。
詳細は別の投稿で書きますが、とても楽しく元気になる展覧会です。
以下に彫刻と五行詩を並べます。五行詩には岡本太郎の言葉を散りばめています。
1.梵鐘 「歓喜」
入口はいってすぐ。音が「歓喜」と文字に実体化して、鳴っています。
<共鳴に参加しよう>
この鐘を
打ち鳴らしたら
万物が
カン、キーンと叫び
踊り狂うよ
この鐘を
打ち鳴らしたら
万物が
カン、キーンと叫び
踊り狂うよ
2.若い太陽の塔
若い太陽の塔の試作品と、後ろは岡本太郎の若いころの写真。
この塔の大型完成品はかつてモンキーセンターで朽ち果てたが、最近復活したとか・・
この塔の顔は、岡本太郎式特影活劇TAROMAN」の顔。そして「でたらめをやってごらん」は、岡本太郎の言葉。
<作ったTAROMANで何やろう>
でたらめを
やってみようよ
TAROMANで
今の芸術
爆発させよう
でたらめを
やってみようよ
TAROMANで
今の芸術
爆発させよう
3.光る彫刻
この彫刻はFRP製。軽いから空中へ浮かぶ。
<光る彫刻が飛んでくる>
常識に
捕らわれるなら
飛んでゆき
引っ掻き回すぞ
頭の中を
常識に
捕らわれるなら
飛んでゆき
引っ掻き回すぞ
頭の中を
何も考えずに常識的な美の見方をしている人の所には 彫刻が飛んでいき落っこちるぞ。
4.女神像
<私はいつでもそばにいるよ>
気が付いて
何処にでもいる
私に
見方次第で
美に気が付くよ
気が付いて
何処にでもいる
私に
見方次第で
美に気が付くよ
「美ってものは見方次第なんだよ。」というのは 岡本太郎の言葉。
5.縄文人
縄文式土器の美術性を初めて見出したのは岡本太郎。
<自信を持とうよ 日本人>
縄文から
日本人には
美が住まう
自信を持とう
我らのセンス
縄文から
日本人には
美が住まう
自信を持とう
我らのセンス
6.意見広告 「殺すな」
この危うい世界に対して、我々はなにをすれば・・・
若い人に、岡本太郎が声をかけています。
<殺すな>
おいお前
撮るだけでなく
行動を
大人と子供の
違いを見せよ
おいお前
撮るだけでなく
行動を
大人と子供の
違いを見せよ
ベトナム戦争の時、岡本太郎はワシントンポストへの意見広告に「殺すな」という文字を書きました。
成熟した国かどうかのひとつの基準は「人を殺してはいけない」ということが理屈なく当たり前に通るかどうか、にあると思う。それは国だけではなく個人でも同じだ。」
大人と子どもの違いは何ですか、と聞かれた時には、「善悪を自分で判断できる」「力ではなく言葉で問題を解決できる」と、答えている。
7.会場外の太陽の塔のミニチュア
<なんだこれは?>
おもったかな
なんだこれはって
作品は
君を見ている
話をしようよ
おもったかな
なんだこれはって
作品は
君を見ている
話をしようよ
岡本太郎の代名詞「なんだこれは」
新しい美を発見した時に、口から飛び出します。
私たちも発見しましょう。何度も「なんだこれは」と言って生きていきましょう。。
岡本太郎は今でも人気ありますね。何年か前、万博記念公園の中にある太陽の塔の中に入りました。今の時代から見ても、斬新でした。
最後写真は太陽の塔が人間のように挨拶しているようですね。(^^)