名誉毀損を考える

今回の名誉毀損裁判は山崎の論評として判断されたが、その違法性を阻却された発言をもう一度考えてみよう。

①『自国優越思想の妄想を植え付ける講演』

②『教育現場に出してはいけない人権侵害常習犯の差別主義者だとすぐわかる』

③『民族差別や国籍差別、男女差別に鈍感／無感覚な人間が大阪市教委の要職にいる』

④『言論の自由には「人権侵害のヘイト言論」は含まれません』

⑤『反道徳的な人間』

⑥『特定国やその出身者に対する差別やいじめの常習者』

これらの発言が単なる論評の域をでないのであろうか、人を犯罪者扱いするこれらの発言が単なる論評というのであれば、橋下徹氏を自殺の原因とした論評も無罪となるはずである。

しかしながら橋下徹氏の判決は名誉毀損が成立している。リツイートも然りだ。

確かに人の生き死にという重い話題ではあるが、論評として違法性が阻却されるならば、橋下氏への論評も同じことであろう。

日本の司法はいつからバランスを欠いたのであろうか、自虐的にも程がある。竹田氏の控訴が楽しみになった。

辞任

平成30年度の統計では男性が90,370人、女性が4,672人と増加傾向にあるそうだが全体の僅か5%が女性というのが日本のラグビー人口である。

早大ラグビー部出身で日本ラグビー協会の名誉会長であり、ワールドカップ2019で日本開催に尽力したと言われる彼が、オリパラ競技委員会会長の座を辞任した。

彼の娘が「父は何が問題かを理解していない」がトレンド入りしているが、理解していないのだから女性蔑視はしていないのである。

『女性理事の発言時間を制限しないと中々終わらない』という発言は一体何が言いたいかと分析すると、『理事会は短時間で主役は選手』と言えないだろうか。女性蔑視などではない。敢えて言うならば"理事会軽視"である。

したがってこの問題は

"土俵に女性が上がれない"

"皇室は男尊女卑"

と同じ反日原理主義のプロパガンダである。

これを機に会長を女性にすれば良い。