天皇陛下は何故靖国に参拝しないの?
との質問に参拝ではなく"御親拝です"などと堅苦しい答え方を避けて今回は誰もがわかりやすい答え方をしたいと思います。
中断の原因とされる説が2つあります。
・所謂A級戦犯の合祀
・私的参拝問題
であり、私が有力とするのは三木元首相の参拝で社会党議員からの政教分離に抵触するのではとの質問から三木元首相が公用車を使用せず、玉串料を私費で、SPを同行せず、記帳に肩書を書かないというこじ付けの様な私的参拝を行い、靖国神社法案からの対立が激化し、国論が二分し、控えられているうちに合祀問題、靖国反対派が生まれ更に複雑な靖国問題となってしまったからであると感じています。
昭和天皇が所謂A級戦犯に不快感をもっていたとする一連の富田メモ解釈説は戦犯に憎悪する或いは戦犯をそのまま戦争責任者と固定したい勢力の恣意的解釈であると思っています。
また世界からの見方で、所謂A級のうち、死刑判決を受け絞首刑となった七名と終身禁錮刑及び有期禁錮刑とされ服役中に死亡した五名並びに判決前に病没した二名は、連合国の承認による「刑の執行からの解放」、もしくは時効のないサンフランシスコ平和条約第11条が無効化しない限りは国際法上は犯罪者のままであるとの解釈があります。
昭和天皇が、ご親拝を中断され全国戦没者追悼式にはご臨席されます。今上陛下もそれを、世襲されている事に加え海外戦地への慰霊の旅はまさに靖国神社の御親拝と同等もしくはそれ以上の神事であると感じるのです。
つまり、戦後の軍国主義の否定は靖国神社を否定し、首相の参拝、天皇陛下の御親拝をも許さなかったのであり、昭和天皇が中断されたのではなく、国民の意見が靖国賛成派と反対派に分かれて決着が付かない場所へはどう考えても行けません。
一般参賀でも昭和天皇に対しパチンコ(ゴム銃)を打った者がおり、防弾ガラスに変わりました。
要するに靖国問題よりも警備上の問題から不可能と判断されている説が最有力なのです。
以上の様に戦後國體が護持されたにもかかわらず
靖国神社に対する間違った思想で御親拝が問題視され中断されたまま反日勢力も加担し靖国問題化させ中断すらもその原因のように解釈し、再開されぬように工作されてきた訳です。
上記の国際法上の犯罪者の問題は戦勝国アメリカ
が、もう戦犯は関係無い、問題にしないとの意思表示を示してくれることが重要であり、それが安倍首相の真珠湾、アーリントンの返礼としてトランプ大統領が靖国神社に参拝して頂くことなのです。
靖国神社では伊勢神宮の三回の次に多い春と秋の二回勅使が派遣されます。これは御親拝と同様の遣いであり、和解と寛容こそが唯一靖国神社を偏見から解放する手段である訳です。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます