NOVA ERA

映画大好き、メタル・旅行・飛行機・相撲・世界遺産も好きな未熟な社会人の毎日を綴ります。

スペイン旅行七日目~バルセロナ世界遺産巡り編

2007-10-24 21:27:49 | 
今日も日中は自習してました。
勉強していると時間が経つのが早い気がします

今日はスペイン旅行のバルセロナ編を書いていきます。
先週の『SMAP×SMAP』でクサナギーニョも訪れたバルセロナ。
映画「スパニッシュアパートメント」や「オールアバウトマイマザー」の舞台になったバルセロナ。
(同じツアーの新婚さんに教えてもらったんですが、
ジャッキー・チェン主演の「スパルタンX」にもバルセロナが出てくるらしいです)
ガウディの建築物がたくさんあるバルセロナ。
楽しみだったバルセロナ観光が始まります。


七日目の10月12日は、
コロンブスが新大陸に到達した日ということで、
“イスパニアデー”と呼ばれる国民的祝日とのこと。
そのため観光名所やレストラン以外の店(デパート含む)はほとんど休みでした。
そんな七日目は午前中にバルセロナの観光名所を観光し、
午後は自由行動という日程です。
前夜1:00にホテルに到着し、
寝たのは2:00ときつかったものの、
バルセロナに来た嬉しさからか朝もすんなり起きることができました。
僕らが泊まったホテルは市の中心部にある四つ星ホテルで、
同じビル内に映画館まであったのには驚きでしたね。
朝食後いよいよ市内観光。
まずはサグラダ・ファミリア聖堂!
サグラダ・ファミリアは近くで見ると予想以上に巨大で、
『荘厳』という言葉がピッタリです。
聖堂内の博物館では、ガウディの聖堂に対する熱意みたいなのを感じ取ることができ、聖堂の建築過程も興味深いものでした。
ただ聖堂内部は外見とは裏腹にまだまだ出来ていない印象を受けたし、
お土産屋の店員がトロくて集合時間に間に合わなくなるというハプニングもあり、
ちょっと慌しかったです。
サグラダ・ファミリアを後にして、ガウディの作品がたくさんあるグエル公園へ。
座り心地の良いタイルのベンチや有名な山椒魚、海外の童話に出てきそうな館など、随所でガウディの工夫が見られて印象に残ります。
山椒魚(どう見てもトカゲ)の周りは人が多すぎで写真を撮るのにも一苦労。
それでも何枚か良い写真を撮れたのはラッキーです。
この山椒魚はよく壊れるらしく、
山椒魚の台に乗っかろうとする人がいると警備員が笛を吹いて注意しているシーンを何度か目撃しました。
グエル公園を一通り周った後は旧市街にあるピカソ美術館へ。
ピカソが若かりし時の絵から晩年の絵まで飾ってあり、
彼の絵が時代と共にどのように変わってきたか、
またどのような背景があったのかを現地ガイドが説明してくれました。
15歳ぐらいでもう教わることは何もないような完成された絵を描き、
それがやがて自分がよく知る“ピカソの絵”に繋がるなんて、
天才恐るべしです。

昼食はバルセロナの港近くのレストランでパスタ風パエリア、
トマトトースト、シャンパンのカバを食べました。
そしていよいよ自由行動。
ツアーメンバー15人中10人がモンセラットへのオプショナルツアーに行くとのことで、
自由行動をするのは僕を含めた5人。
カテドラルそばの広場で解散してから自由行動の始まりです!

さて、一人になっていきなりのアクシデント。。
昼食にシャンパンやミネラルウォーターを飲みすぎたのが祟ってか、
急な尿意に襲われ、
慌ててそばのスタバに侵入するはめに。
でもスタバでラテを飲みながら自由行動の計画を練ることが出来てかえって良かったですね。
とにかくこの自由時間はガウディの建築物を見るのはもちろんのこと、
その他の世界遺産も見たかったし、
バルセロナの有名な通りであるランブラス通りにも行ってみたかったのですぐさま行動開始。
スタバから歩いてすぐの所に、
世界遺産のカタルーニャ音楽堂があったので行ってみることに。
カタルーニャ音楽堂は、ガウディと同年代の建築家モンタネールという人の作品で、
外観は現代風でありながら内部はバロック式みたいな感じでとにかく重厚な印象を受けました。
人は意外に少なかったかな。
続いてカタルーニャ音楽堂近くのカサ・カルベットへ。。
ガウディの作品だけど人が一人もおらずちょっと拍子抜けです。
カサ・カルベットを写真に収め、
ここでまた尿意に襲われピンチに↓
「もう我慢できん!!」
と思った矢先、目の前に見えたのは五つ星ホテルのリッツでした。
あまりにもの豪華さに唖然としながらも尿意には勝てずまたまた侵入することに。
運よく一階でトイレを発見できたのはラッキーで、
手を洗うところに綺麗なタオルが一個一個丁寧に置かれている所に豪華ホテルらしさを感じました。
リッツを後にしてタクシーを使って世界遺産のサン・パウ病院へ。
(ちなみにスペインのタクシーは運転は荒々しいものの、
初乗り運賃も安く案外お得かもしれません。)
サン・パウ病院はカタルーニャ音楽堂同様モンタネールの作品で、
入り口には1997年に世界遺産に登録された印がありました。
…というかサン・パウ病院!!
めっちゃ感動しました!!!
大小48の建物は全てが芸術的で、
物凄く落ち着いた雰囲気を醸しだしています。
しかも看護師や救急車までいるから驚きです。
世界遺産に通院だなんてちょっと不思議な気分でしょう(そうでもないか)。
観光客も少なく、
心を落ち着かせるモノがあるサン・パウ病院はバルセロナでベストスポットだと思います。
本当に素晴らしい所でした。

サン・パウ病院の興奮も覚めやらぬままタクシーでコロンブスの塔へ。
コロンブスの塔は文字通りコロンブスの像がある塔で、
“イスパニアデー”にコロンブス像を見るのも感慨深いものがありました。
コロンブスの塔はランブラス通りの入り口にあるので迷わずランブラス通りへ。
ランブラス通りはバルセロナ一の繁華街で、
人が物凄く多く(スリも多いらしい)、
大道芸人が至る所で人だかりを作っている賑やかな通りです。
途中ミロの敷石やグエル邸(ガウディ作、世界遺産)もあるし、
カタルーニャ広場を経由してカサ・ミラ(ガウディ作、世界遺産)やカサ・バトリョ(ガウディ作、世界遺産)のあるグラシア通りにも通じているので、
様々な観光名所を網羅できるからいいですね。
ランブラス通りを一通り歩いて、
カタルーニャ広場前で偶然ハードロックカフェを発見し(高かったので見るだけで終了)、
目指すカサ・ミラに到着。
カサ・ミラに行く途中にあるカサ・バトリョは入る時間的(+金銭的)余裕はなかったので、写真を撮るだけで終了。。
カサ・ミラでは40分ほど並びましたが、
改めてガウディの人気ぶりを伺えると同時に、
落ち着きのあるモンタネール作品も懐かしくなりました。
屋上の不可思議なオブジェを夕焼けをバックに一通り見て、夕飯を食べに再びグラシア通りへ。
実は19:00~19:30にグラシア通りにあるレストラン前で、
添乗員が待機しているとの知らせを受けていたので、
お薦めレストランを聞きに行くためにそこへ行くことに。
19:30に添乗員の所へ行くと、
僕が来る5分ほど前に、モンセラットから戻ってきた同じツアーの人達6人がレストランに向ったということなので、
僕と添乗員もそのレストランで合流しました。
同じツアーの老夫婦の、
「毎日好天だったのも自分達の日頃の行いが良かったからでしょう。
ここまで一週間、本当にお疲れ様でした!」
という音頭で乾杯の後、数々のスペイン料理を堪能しました。
最終日はてっきり一人で夕飯を食べることになると思っていたため、
賑やかなスペイン最後の夜をおくれて嬉しかったですね。
その後タクシーでホテルに戻って盛りだくさんのバルセロナ観光は終わりです。
(疲れていたのでサグラダ・ファミリアのライトアップは見られず)

本当はサグラダ・ファミリア聖堂の上に昇ってみたかったし(スペインに行ったことある母と妹曰く、昇ってもしょぼいらしい)、
オリンピックスタジアムがあるモンジュイックの方にも行ってみたかったけど、
それはまあまたの機会にということで。
本当に文章が長くなってしまった…
8日目は移動日なので、
旅行総括と共に書いていきたいと思います。
お楽しみに!

今日一番聴いた曲:Power/HELLOWEEN