朝青龍

本当は今日は先日発表されたアカデミー賞ノミネート作品について書こうと思ったんだけど、朝青龍引退というビッグニュースが飛び込んできたので、後日書きます。

朝青龍が遂に引退してしまいました。
優勝回数25回、7場所連続優勝の新記録はもう凄まじく、最盛期の頃は「どうせ今日も勝ったんだろ」という感じでした。
成績を見たら大横綱と言うにふさわしいものの、やはり横綱の品格を傷つける数多の不祥事を起こしてきたから、こういう引退の仕方も本人の言うような運命なのかもしれません。
過去にも不祥事を起こして引退に追い込まれた横綱は前田山と双葉黒がいるけど、朝青龍は成績だけ見ても別格です。
そして、引退直前場所で優勝しながら突然引退した横綱は僕が知りうる限りでは曙（ちょうどセンター試験受験の翌日に突然引退したからビックリしたものでした）と佐田の山ぐらいで、まだまだ現役でもやっていけるだけに突然の引退は残念極まりません。
最後の方に休場ばかりして結局引退になるよりも後味悪いなぁ。

僕は横綱が大好きです。
大学時代、サークルの部誌に『横綱論』（タイトルは“大相撲を語る”だったけど）を投稿したほどです。
横綱はその時代を象徴するから、その存在もある種ヒーローでみんなの憧れだから大切な存在だと思います。
朝青龍は僕が会計士試験勉強を始めた頃に横綱に昇進して一時代を築いたから、文字通り受験～社会人という自分の人生の重大な時期に横綱であった点で、忘れられない横綱になることでしょう。
10年後とか自分は何やってるか分からないけど、きっと朝青龍時代を懐かしむ日々が必ず訪れると思います。
朝青龍が横綱の時代に2度相撲を観に行けたのも良い思い出です。

また相撲界も一時代が終わって淋しい限りですが、一人横綱になる白鵬を始め、大関以下皆に新たな相撲の時代を築いていって欲しいです。
お疲れ様、朝青龍

今日一番聴いた曲：Welcome to dying／BLIND GUARDIAN