NOVA ERA

映画大好き、メタル・旅行・飛行機・相撲・世界遺産も好きな未熟な社会人の毎日を綴ります。

ブロークバック・マウンテン

2010-02-27 21:50:41 | 映画
今日は土曜日なのに朝6時に目が覚めました
せっかくの土曜日はいつもなら8時半ぐらいまで布団の中にいて、それから『にじいろジーン』観てのんびり過ごすのが常なんだけど、今日は今週のどの日よりも早く目が覚めて得したような損したような気分
午前中は『基礎英語』聴いて、クリーニング屋に行って、花粉症の薬処方してもらうために耳鼻科に行って、午後以降は映画観て、地元の図書館で『キネマ旬報』を熟読し、何ともインドアで時間に余裕のある休日を過ごしました。
夕飯は、昔塾講師をやっていた時の教え子の両親が経営している中華料理屋でホイコーロー定食を食べたんだけど、とにかく量が多い。
安くて美味しくて量が多い店なので重宝しています。

図書館で読んだ『キネマ旬報』は、昨年12月に亡くなった映画評論家の双葉十三郎さんの追悼特集でした。
僕が先月書いた日記も参照してください。
映画評論家というよりも映画愛好家という言葉がふさわしいと誰かが書いていたけど、その通りだと思います。
僕は、双葉さんが映画雑誌『スクリーン』に現役で“ぼくの採点表”を投稿していた時にリアルタイムで読んでいたことは誇りです
改めて合掌です。

「ブロークバック・マウンテン」(2005年、アメリカ映画)を観ました。
アン・リーがアジア系としては初めてアカデミー賞監督賞を受賞し、その他作曲賞(作曲者のグスターボ・サンタオラヤは翌年も「バベル」で作曲賞を受賞しているから凄い)や脚色賞を受賞し、2005年度アカデミー賞を賑わせた作品です。
同性愛をテーマとしているから、テーマ的にアカデミー賞作品賞はきつかったかもしれないけど、同年作品賞を受賞した「クラッシュ」は大したことない作品だったから、2005年の受賞内容はあまり納得はできません。
それは良いとして、アン・リーは去年8月に観た「ラスト、コーション」といい、人間の内面に踏む込んだ力作を連発しているからかなり期待して観ました。
一言で言うと、結構衝撃的です。
友情と言う言葉では表せない主人公二人の関係を、周りの自然・風習に溶け込ませて描いているけど、かと言って穏やかな雰囲気でもなく、映像に対する力の入れ具合が絶妙で、さすがアン・リーと思わずにはいられませんでした。
今は亡きヒース・レジャーの熱演に涙(出てないけど)。
評価は《》としておきます。

今日一番聴いた曲:Nemo/NIGHTWISH

ゴッドファーザーpart1&2

2010-02-27 08:31:36 | 映画
やっと2月終了ですよ~
補習所で2回も土曜日は潰れるし、きつい往査が続いたんで一安心です。
一方で先週日曜日に親友の結婚式披露宴でスピーチしたり、オリンピックも観たりと、良い思いもしました。
3月…は、繁忙期前と言うことで落ち着かない日々が続きますが、プロ野球も開幕するし、アカデミー賞授賞式もあるから、それらを励みに頑張って乗り切ります

それにしても日本はキム・ヨナと浅田で騒ぎ過ぎですよ
ハイレベルな戦いだったことは認めるけど、日本の男女のフィギュア選手がみんな入賞したことの方を賞賛すべきでしょう。
そして母の死を乗り越えたジョアニー・ロシェットが銅メダルを取ったことが嬉しいです
20代で目撃する最後の五輪もあと僅か。
最後まで盛り上がりたいです

『名探偵コナン』67巻を購入。
どうせ今回も話が進まないだろうと思って背表紙を見たら、キャンティが載ってるではないですか。
期待して読んだけど、やはりあまり進まず。。
このまま引っ張って100巻まで到達するのかなぁ。
世間では“黒の組織のボス=阿笠博士説”があるから、いい加減黒の組織の全貌を知りたいです

年末に「ゴッドファーザー」(1972年、アメリカ映画)と「ゴッドファーザーpart2」(1974年、アメリカ映画)を観ました。
時間のある年末にこの大作を再見しようと考えて観たのでした。
シリーズ作品としては異例の2作連続アカデミー賞作品賞を受賞しており、ビト・コルレオーネを演じたマーロン・ブランドが1作目でアカデミー賞主演男優賞を受賞し、若き日のビト・コルレオーネを演じたロバート・デ・ニーロが2作目で助演男優賞を受賞して、同一人物を演じた俳優が別作品でアカデミー賞を受賞した点で、アカデミー賞の歴史に大きな記録を残しているシリーズです。
1作目はコルレオーネ家の他家との抗争を描き、2作目はビト・コルレオーネの若き日とマイケルが継いだコルレオーネ家を交互に描いています。
信頼できる人なんか誰もいない、裏切りと賄賂が横行するマフィアの世界は正直恐ろしいですが、コルレオーネ家が様々な犠牲を払って生き残るところはとにかく見応えがあります。
特筆すべきは1作目のアル・パチーノ。
マフィアの世界なんて知らない純朴な青年が、徐々にマフィアのドンの顔になっていくところが見事です。
そして2作目では僕の好きな映画作曲家ニーノ・ロータがアカデミー賞作曲賞を受賞しています。
画像で流れるテーマ曲はいつ聴いても鳥肌立ちます。
2作目の冒頭で、シチリアのマフィアに両親を殺された少年時代のビトがシチリアからアメリカに渡ってくるシーンなのですが、この時のビト少年の表情はシリーズの中でも一番印象に残ります。
両作品とも甲乙つけがたく、評価は《》としておきます。

これでやっと2009年に観た映画の感想を書き終えました
以後書く映画は今年に入ってから観た映画となります。
でももう既に45本もたまってる…