明日はいよいよ第82回アカデミー賞授賞式。
一昨日放送していた話題性重視の日本アカデミー賞とは違い、本当に毎回楽しみな催しです。
自分、過去81回の作品賞受賞作を全部スラスラ言えるぐらいのアカデミー賞好きなんで、今回も大胆に予測してしまいます
2004年に外しまくったトラウマがありますが、めげずに頑張ろうかなと
とりあえず主要部門を俯瞰してみましょう。
まずはメインとなる作品賞!
今年は1943年以来となる10作品ノミネートで、注目されているのは「アバター」、「マイレージマイライフ」、「ハート・ロッカー」です。
個人的に意外なのはフェリーニの「8 1/2」のリメイク作品である「NINE」が作品賞にノミネートされていないこと。
「アバター」が有力視されていますが、個人的に「アバター」は、崇拝するジェームス・キャメロン監督作品ということを抜きにしても、作品賞を取る作品ではないと思っているので、できれば「ハート・ロッカー」(最近問題多すぎ)か「マイレージマイライフ」のどちらかに受賞して欲しいですね。
でも、「イングロリアス・バスターズ」のように映画マニアを喜ばせてくれる痛快な映画が作品賞を取ってくれたら、アカデミー賞を見直すかもしれません。
お次は監督賞。
「アバター」のジェームス・キャメロンと「ハート・ロッカー」のキャサリン・ビグローという元夫婦の争いが注目を浴びていますね。
このどちらかが受賞するとは思いますが、キャサリン・ビグローが受賞したら、女性監督としては史上初の受賞となるので見逃せないです。
主演男優賞。
ジョージ・クルーニーとモーガン・フリーマンという過去受賞者がノミネートされています(二人とも助演男優賞受賞だけど)が、個人的に是非受賞して欲しいのがジェフ・ブリッジス。
1971年の「ラスト・ショー」で助演男優賞にノミネートされて以来、ハリウッドには欠かせない俳優の一人なので、是非是非という感じです。
コリン・ファースもいつかは受賞して欲しい俳優の一人です。
主演女優賞。
メリル・ストリープとヘレン・ミレンという過年度受賞者がノミネートされていて、二人とも芸達者だから取ってもおかしくないのですが、ここはサンドラ・ブロックにあげたいです。
「プレシャス」のガボリー・シディベはインパクトでは他の女優に負けていない気がするから注目です。
助演男優賞。
これはもう「イングロリアス・バスターズ」で冷酷な“ユダヤハンター”将校を演じたクリストフ・ヴァルツでしょう。
でもね、80歳を超えたクリストファー・プラマーがノミネートされているんです。
しかも80歳を超えて初ノミネート。
「サウンド・オブ・ミュージック」でトラップ大佐を演じて早45年。
できればクリストフ・ヴァルツとダブル受賞して欲しい気もします。
あと好きな俳優であるスタンリー・トゥッチもノミネートされているから、今年の助演男優賞は実に悩ましい。
助演女優賞。
世間では「プレシャス」のモニークと言われています。
ぺネロぺ・クルスが2年連続受賞なるかも注目です。
というわけで私の今年の予想は以下の通り。
なお、カッコ書きは個人的に取って欲しい作品・俳優です。
作品賞・・・「ハート・ロッカー」(「イングロリアス・バスターズ」)
監督賞・・・ジェームス・キャメロン(キャサリン・ビグロー)
主演男優賞・・・ジェフ・ブリッジス(同左)
主演女優賞・・・サンドラ・ブロック(同左)
助演男優賞・・・クリストフ・ヴァルツ(クリストファー・プラマー)
助演女優賞・・・モニーク(ぺネロぺ・クルス)
あと技術系は「アバター」が独占するのかな。
映画音楽ファンとしては、作曲賞は過年度受賞者であるジェームス・ホーナーやハンス・ジマーが受賞するよりは、マルコ・ベルトラミやマイケル・ジアッキノあたりに受賞して欲しいです。
という感じかな。
外れても文句は言わないでください。
なにせノミネート作品で観た作品は「アバター」と「イングロリアス・バスターズ」だけなんですから
まあ近日中に「ハート・ロッカー」は観に行く予定です。
いずれにせよ、明日です。
楽しみです