NOVA ERA

映画大好き、メタル・旅行・飛行機・相撲・世界遺産も好きな未熟な社会人の毎日を綴ります。

ドッペルゲンガー

2010-03-14 21:18:31 | 映画
今日は昨日とは打って変わり、地味な一日を過ごしました。
やったことと言えば、洗濯・掃除・自炊・アイロンぐらいで、出かけたのもクリーニング屋にYシャツを取りに行ったぐらい。
今日は月に一度は設定している“お金を使わないDAY”にしたので、必然的にインドア中心の生活になります。
一昨日4月~6月の予定が確定したのですが、明らかに去年よりも忙しくなっています
3月中は最後の癒しの時間かもしれません。
とりあえず明日からも頑張ります

「ドッペルゲンガー」(2003年、日本映画)を観ました。
黒澤清監督作品で、役所広司、永作博美、ユースケサンタマリア出演の映画です。
役所広司演じる発明家(科学者?)が、自分の分身“ドッペルゲンガー”を見たことから起きる奇妙な出来事を描いています。
世界に一人はいると言われる、自分そっくりな“ドッペルゲンガー”を見てしまうと死んでしまうと言われていますが、この映画はその点をどこか面白可笑しく描いていて好感持てます。
ユースケ演じる人間臭い若者の存在がまたいいです。
評価は《》としておきます。

今日一番聴いた曲:The call/GOTTHARD

ハート・ロッカー

2010-03-14 10:35:14 | 映画
昨日は“That's 休日”と言える盛りだくさんな一日でした。

午前中は掃除をしたり映画を観たりして過ごし、午後からは伯母の誕生会に行きました。
この誕生会は妹がセッティングしてくれたのですが、代官山のパッションと言う有名フランス料理店で開催しました。
このパッションはミシュランでも星を獲得している店で、かなりの有名店だそうです。
オシャレな外観・内装に、見ているだけで和む暖炉、そして次から次へと運ばれてくる料理は、初めて食べるものが多かったから新鮮でした。
特に美味しかったのは、フォアグラのテリーヌとカスレーと言う肉と豆を煮込んだもの。
これで僕のつたないグルメ知識もちょっとは増えたかと思うと嬉しいです。
ハーフぽい顔立ちの給仕さんがいて、その人は妹曰く、パッションの創業者であるパッションさんの息子だそうです。
店のサービスも良く、パッションは記念日にいいと思います

パッションでのんびりお茶をした後、伯母や母達と別れて僕が向かったのは銀座。
目的はホワイトデーの贈り物購入と、そしてアカデミー賞作品賞受賞作「ハート・ロッカー」鑑賞。
「ハート・ロッカー」の感想については後述しますが、上映後映画館内でデート中の同期に声を掛けられた時はビックリ
その後家に帰ろうとしたら、大学時代の友人から「銀座で飲んでるから来ない?」とのメールが来たので、行くことに。
僕がたまに行く居酒屋に行って、夜遅くまで楽しい時間を過ごしました。

「ハート・ロッカー」(2009年、アメリカ映画)の感想を書きます。
ご存知の通り、第82回アカデミー賞で作品賞、監督賞、脚本賞等6部門を受賞した作品で、授賞式前に裁判沙汰になったり、プロデューサーがアカデミー賞規定違反したりで問題になった作品でもあります。
まず率直に言うと、そこまでの作品ではないですね。
死と隣り合わせの爆発物処理班を描いた映画(ハート・ロッカーとは棺桶、絶対に行きたくない場所の意味)で、緊迫感のあるシーンの連続で、迫力もあるし、イラクで抱える問題を爆発物処理班の観点から描くのは興味あります。
でも、視点は違うものの過去にも戦場を舞台にした映画はいくらでもあります。
「ノーマンズ・ランド」や「ブラックホークダウン」、「キリングフィールド」、「フルメタル・ジャケット」とかね、オスカーは受賞していないけど、優れた戦場映画はいくらでもある中で、この「ハート・ロッカー」が受賞と言うのは出来過ぎな気がします。
描写一個一個をとっても、そんなに突出した場面があるわけでもなく、アカデミー賞ファンとしては、なぜ世間でここまで高評価なのか理解に苦しむところです。
偉そうに言うのもなんなんでここまでにしておきますが、僕的には「イングロリアス・バスターズ」にアカデミー賞を受賞して欲しかったなぁ。
あとこの映画で触れておくべきは所々で流れるメタルと、ガイ・ピアース、レイフ・ファインズ、「ザ・ロック」でバクスター少佐を演じていたデビッド・モースがちょこっと出演しているところ。
そしてキャサリン・ビグローではなく、キャスリン・ビグローなんですね。
評価は《》としておきます。