本郷雑話最終回・・・・・。 もっとも、一日で見る事が出来たのは、本郷宿の四分の一位だろう。
北方町の古墳や、小早川の菩提寺が存在する南方町は手つかず。 佛通寺道は、手つかずである。
本郷の町中は、お地蔵さんが多いい。 どうも八十八か所存在するのかも知れない。
このお地蔵様は、二体が一つの台座にお座りである。 おいでになるのは、町内に張り巡らされた水路の上である。 嘗ては、水路の両岸から拝む事が出来るように作られたのだろう。 すぐ近くに造り酒屋があったので訪問してみた。
店番の奥様にこんな物を頂いた。
二合のお酒が入るたるである。 ただで頂いたが、申し訳なさに四合瓶の生酒を購入。 余りにも私には高級すぎたので、奥様がいつもお世話になっている方に進呈した。
どことなく私に似たお地蔵様もあった。 世の中よく似た人が三人いるそうだから、お地蔵様の中にも居て不思議はない。
お地蔵様の写真を挙げると際限ないので、
佛通寺道 稲荷道 文化六年・・・・と刻まれた道標一本、この町の古さが伝わってくる。
来年春、桜の季節 奥様とゆっくりと散策するとして、その時残りの様子をお伝えしたい。
この町の皆さんの優しさが伝わってくる写真を最後に・・・・・・。
本郷駅ビル一階構内、非常放送用スピーカーの上にツバメの巣。 皆さんで見守っておいでのようだ。 隣は交番、出入り口は、24時間開放。 こんな安全なところは他にない。
明日は奥様と、島根県の「琴引山」の祭礼登山に行くつもりである。千メートル越えの山だ。
「大国主命」が、 「素戔嗚尊」から譲り受けた「琴」を」弾いて、国造りを占ったと言われる山である。 この体で果たして登れるか・・・・・。 「人の三倍時間をかければ」何とかなるだろおーー・・・・・・。 植木 等の心境だ。