健康診断に出かけようと、玄関を出ると
金木犀が花をつけていた。 春先枝を大きく刈り込んだ為、花数が少なく香が少ないが、紛れもなく金木犀の香りだ。 若き時代・・・・昭和四十年ころ、青年活動で広島市青少年センターのベランダで、時間の調整していたところ同じ年の女子大生がやって来たので、「金木犀の香がいいですね」と声をかけたところ、「ええ」という返事。 しばらく香を楽しんでいたら、遠くから秋祭りの太鼓の音が聞こえてきた。 「秋本番ですね」と声をかけて、彼女を見たら涙ぐんでいた。 そんな思い出がよみがえってきた。 その金木犀の足元では、
青じそが、種をたわわにつけていて「天麩羅」にしてほしい様子。 こんばん「天麩羅」と決め込んだが、奥様に却下されてしまった。 そのすぐ隣に山椒が、
赤い実をつけている。 これも本日病院から帰宅したら摘み取っておこうと思いながらそのそばを見ると、今日こそ処分しようと思っていた「茄子」に二センチに満たない実が一つ。
せめて私だけは大きくなるので処分保留にしてほしい様子である。
ナンヤカンヤの中を検診に出かけた。 結果は後日送られてくる。 前回の検査では肺に水がたまっていたが、今回は「胸膜肥厚」の範囲が広がった以外あまり変わりは無いようだが、血圧が半年前より四十以上高めで、要注意となった。 この所運動不足・・・・。 体重を二キロ戻したのが良くなかったのだろう。 いづれにしても、減塩、低脂肪、糖分控えめを徹底するしかあるまい。