病院から帰宅してからの自分がどこか変であった。 ボーっとして、何も手につかないで過ごしてしまった。 こんな日があるのだろうかと思いながらも、読書をするでも無く、夕食の準備をするでも無く、・・・・・・。 無気力状態である。 老人性鬱?・・・・。 よくよく考えたら、原因は奥様の長電話であったような気がし始めた。 その時間一時間四十五分。 小学校の同級生の方と、延延と電話でお話であった。 「よくまー・・・・」。 これ以上書くと、奥様の逆鱗に触れるのでよしておくが、女性の長電話を久しぶりに目の当たりにした。 それだけ体力がおありなので安心している。 その割には、今話したことをお忘れになるのが早すぎるので心配している。 アルツハイマー?…はたまた健忘症、痴ほう症。 いずれにしても少し酷すぎる「度忘れ」ではある。 読書をすれば脳が活性化して…ボケ防止になると思いきや?…の感がある。 それにしても、脳がお休みする時間を考えて、読書してくれることを祈るしかあるまい。 直接言うと、必ず反抗期が再来するであろうから心の中で念じている。
歯医者に行ってきた。 ついでに健康診断の予約もしてきた。 アスベスト肺と、被爆者検診を同じ日にお願いしてきた。 土曜日なのに検診患者でロビーがごった返していた。 この病院、医療生協である。 何かにつけて、貧乏人向けに運営されている。 少しばかりではあるが、私も出資している。 歯の治療は大方良くなった。 それにしても普通の病院はお休みの日に、検診していただけるので大盛況である。 休みの取れない者にとってはありがたい病院だ。 それにしても、今朝の寒さには驚いた。 自動車の全面、夜半の雨が凍りつき、窓の氷を解かすのにお湯をかけてやっと出発できた。 予約時間ぎりぎりで、受付の女性に今日は遅かったですねと心配された。 何時もは、三十分は早く行っている。 時間に余裕を持っていくのが、事故防止の第一歩だと認識している。