広島では、奥様が強い家庭を「かかあ天下」と呼ぶ。 将にキリギリスの社会は、「かかあ天下」なのである。
「マリヤンカ」様のブログ「https://blog.goo.ne.jp/mariyanka23e」に載っている「キリギリス」は雄である。 又、「遊工房」様のブログ「https://blog.goo.ne.jp/yuukouboh」 の絵は雌の「キリギリス」だ。 何処が違うかと言うと、先ずは背中の羽の小さい方の羽の色が、雄は茶色で固い。 又、雌の「キリギリス」には、お腹の後ろに長い産卵管と言う物が付いている。 ヒマワリに取りついて、花を食いちぎっているからと言って「キリギリス」が草食とは限らない。 むしろ肉食なのだそうだ。 ヒマワリにやって来る虫を捕まえては食べるのだ。 さてここからが面白いのが「キリギリス」だ。 雌は、力強く大きな声で鳴く(本当は声ではなく、羽をこすり合わせる音)オスを探すそうである。 栄養が行き渡り、固い羽根が有る方が、大きな音が出せるからだそうである。 その後はその雄の子種を貰うと、・・・・。 さてさて雄の運命は。 大方が雌にその場で食べられてしまうそうだ。 産卵するための栄養にしてしまわれるのだ。 「遊工房」様の絵が実にそれを表しておられる。 前足のギザギザが強力な爪となって獲物を逃がさないのだ。 時には襲ってきたカマキリでさえも、栄養源にされてしまう。 私も一度だけその実態を見たことが有る。 又、雌は優秀な役者でもある。 人間に、急に出会うと死んだふりをして動かない。 横に倒れたままでじっとしている。 土木工事の現場の面白さは、こんなことに出会う機会が有るからだ。 私は二刀流である。 建築の施工資格も持っているし、土木の施工資格も持っているが、土木の現場の方が自然界との出会いが多い分面白いのだ。
我が家は、山陽本線の線路脇。 その向こうは蓮畑。 太田川放水路までが300m。山までは、150m。そんな所に、弟が二人。何時も網をもって走り回って、虫を取って来ては、その世話をするのは私。 いろんな虫や魚が居ましたよ。一番困ったのは、天然記念物の「カブトガニ」を取って来られた時です。死んだ事にして、太田川放水路に放してやりました。
広島に居たのは、比治山と牛田と、4年足らずでしたが、記憶にある地名などが出てきて懐かしいです。
「マリヤンカ」のブックマークに加えさせていただきました。
広島を離れてから半世紀以上経ちました
Googleアースでかつて私が馴染んだあたりを見て、あまりの変わりように、驚いています。記憶にある懐かしい風景はもう見られそうにありません。
娘が一人で、広島へ行った時、比治山辺りをうろうろして、現代美術館に行ってきたようです。