これがミネラートンキューブと呼ばれている、耐火天井材です。耐火、吸音性に優れ、消防庁認可の耐火天井材でした。多くの人が出入りする、病院や、美観を大切にする公共施設に多く使われています。しかし石綿の含有量が多く、また、表面がやわらかい為に、アスベストの飛散が以前より問題視されていた品物です。
湯沸し室に張られた壁材です。化粧耐火ボード呼ばれ、アスベストとセメントの混合建材です。切断時等のとき以外は、安定した状態ですが、年数が経つにつれ、風化が進み手で触ると白い粉が手に付き始めると危険です。
長尺シートと呼ばれる床材です。継ぎ目が少なく美感も良く、清掃に適している為、病院の床に多く使われています。しかし対磨耗性能を向上させるため、大量のアスベストを含有しています。また、接着材にも粘度を増す為にアスベストを使用しています。
このほか推測ですが、この病院の手術室の床には、塗り床材という材料が使用されています。ウレタン系とエポキシ樹脂系がありますが、いずれも増粘材として、対磨耗性の向上材としてアスベストが使用されています。
この様に、安心すべき病院さえも、アスベストまみれなのですから、ましてや、学校においておや、という事になります。皆さんのお子さんや、お孫さんの為にも、学校のノンアスベスト化を推進しなければなりません。
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